第68回毎日王冠(G2・東京・芝1800m・良)
秋の東京開催が始まりました。
午前中は日も出て気温が上がり、午後になるにつれ東京競馬場は風が出てきます。
雲が出てしまったので「晴天」とは言えませんが、とても心地よかった3連休の中日です。
それに加えて事前に出走を表明していた組(シルバーステートの無念の怪我こそありましたが)はしっかり出走してきて、オークス馬、ダービー馬、安田記念馬とカテゴリの違う距離、年代のメンバーが戦うという非常に興味深い1戦に。それに伴い、お客さんの入りも良く、春のヴィクトリアマイルやNHKマイルカップと同等のレベルの人の混み具合でした。
従ってパドックは面倒なので行きません。混んでて後発組は無理。
返し馬に出てくる各馬。
先導するのはサクセスブロッケン。まだ舌が出てるよ。
馬場は綺麗に芝が生え揃っていて、晴れたのもあり昨日の雨も全く影響を感じさせません。
ダートは驚きの脚抜きの良さでしたが、芝はいつもと変わらず。
昨日のサウジアラビアロイヤルカップで1:33.0という猛時計が出ていましたし、2歳未勝利戦のマイルで1:35.1ですので「馬場が…」とは言い訳ができません。
まぁスピード及ばずの言い訳はできますが、それ言っちゃあね。
返し馬
ソウルスターリング(オークス馬)
奇跡の1枚です。
「このシーンを見に来たんだ!」という人もいるでしょうが、これは返し馬であってレースではありません。
馬場に登場するときに少し入れ込んでいた気もしますが、それでも走り出すと悪い気がしませんでした。
マカヒキ(2016年ダービー馬)
もともと大きい割には目立たない馬で、私が気付くとスタスタと走っていく馬ですので、そこまで気になりません。
ゆったりとしたキャンターでしたし、この距離に加えて東京、そしてスローの上がり勝負が見込まれるメンバー。
いけると思っていましたが…。
グレーターロンドン(安田記念4着。ロンドンブリッジの仔)
強い事は間違いないですが、脚の不安が常につきまといます。
走りに関しては安田記念の時と大きな変化なし。馬体重もそうですが、きっちりと時間をかけて仕上げてきた感じがします。
リアルスティール(2016ドバイターフ。中山記念以来)
昨年の天皇賞もこんな感じの素振りを見せていましたが、今回はややきつくなった感じはします。
ジョッキーが左を強く引っ張っていますのでこうなるのは当然なのですが、馬の癖というか騎手の癖(方法の違い)ですかね。
天皇賞でこんな感じになっても気にする必要はありません。
サトノアラジン(安田記念馬)
相変わらず黒くてストライドも大きく、クビを下げて本当に見栄えがします。
安田記念とかはもっとクビを下げていましたが、今回はそういうキャンターにはしていないのかな。
どっちが良いとかではないですが、見た目は安田記念の方が好きです。この馬らしくて。
ファンファーレと共に大きな歓声。
この距離ならでは、この時期ならではのメンバーが揃ったと思います。これが毎日王冠。距離1800mならでは。
待機場からゲート裏に向かうソウルスターリング。
少し汗を掻いていますが、風があるとは言え、そこまで涼しい訳でもないので、許容範囲だろうと思っていました。
- 1
- 2
最新のコメント