GW最終日に行われるNHKマイルカップ。
ケンタッキーダービーも難解ですが、こちらもかなりの難解です。
まともには決まらないでしょうね。
この力関係が不明な中でズバッと上位人気で決まったら、日本の馬券師は二度と負けないと言っていいメンバーだと思います。
人気とか関係なく「誕生月+好きな数字も混ぜておこう」位の気持ちで行った方が楽しめる気がします。
そんな中の展開予想です。
明確な逃げ馬不在に加え、前走10番手より後ろでレースをした馬が7頭。
前々日オッズではアエロリットにレッドアンシェル、カラクレナイが10倍を切っていますが、贔屓目に見ても「盤石」とは言えません。
とはいえまだまだ高速決着が続くであろう東京の1マイル。
35-59で前半流れれば、上がりはどこからでも33秒台が使えそうなだけに、イメージはクラリティスカイが勝った一昨年のように、コースロスなくスムーズに行けたメンツが上位に来そうな感じがします。
逃げ :⑥ボンセルヴィーソ、⑬トラスト
逃げ後:⑤プラチナヴォイス、⑨タイセイスターリー
先行前:①モンドキャンノ、⑦ジョーストリクトリ、⑧タイムトリップ、⑱ガンサリュート
先行後:⑩ディバインコード、⑪オールザゴー、⑭リエノテソーロ、⑮レッドアンシェル
中段前:③アウトライアーズ、⑫ミスエルテ、⑯アエロリット
中段後:④カラクレナイ
後方 :②キョウヘイ、⑰ナイトバナレット
こんな感じ?
トラストは前走も行きましたし、今回も思い切れそうなメンバー構成です。
アエロリットは前走もそうですし、クイーンカップの時も良くなかったので、やや後ろに。
リカバリはしやすい枠ですが、ここの所を見るとスタートの信頼性がありません。
何はともあれボンセルヴィーソとトラストが引っ張ります。
タイセイスターリー辺りも共同通信杯で先頭で引っ張って最後まで頑張っているので、行く気はあると思います。
モンドキャンノも前走は前に行きましたが、京王杯2歳Sも朝日杯も差してきた馬だけに、1枠だからと前に行く事は無いかな。
「決まった逃げ馬がいない」+「メンバーがそこまで強力じゃない」=「速くならない」と予想して外れることがあります。
やはりG1だけに前に前にの意識もあり、結局平均以上に流れるなんて事も数知れず。
ただ、今回は予想通りそんなに出ないに賭けます。
トラストが皐月賞いいペースで引っ張りましたが、59.0。マイルなら平均よりスローに分類されます。
多分今回もこれに毛が生えた程度か同等。35.1-59.0位が現実的なペースでしょうね。
上がりは上位陣が33秒台で勝ち時計1:33.5位。
そう考えると、前に行ける馬で上がりも出せる馬か、上手に立ち回れそうな馬が有利になります。
クラリティスカイやロジックみたいな感じのゴール前になりそうな気がします。
ボンセルヴィーソとトラスト先頭でタイセイスターリーも並びかけながら前半。
アウトライアーズ、ミスエルテ、アエロリットにカラクレナイと言った面々は後方からレースを進めます。
ペースは書いた通り平均よりややスロー気味。
4コーナーから馬群がギュッと詰まり、直線へ。
逃げるボンセルヴィーソとトラストにタイセイスターリー。
内からモンドキャンノに真ん中ジョーストリクトリ、外からグーッと上がってレッドアンシェルに真ん中から突っ込んで来たディバインコード。
カラクレナイは内へ、ミスエルテは外、アエロリットも外目から追い出しますが、まだ先があります。
逃げ粘るボンセルヴィーソとタイセイスターリーに外からなんと善臣騎手騎乗のディバインコードが先頭に並びかけます。
オールザゴーにレッドアンシェルが外から襲い掛かり、内目からモンドキャンノにアウトライアーズ。外アエロリット。
最後はディバインコードがボンセルヴィーソを交わし、外のレッドアンシェルを凌いでゴール。
◎ ⑩ディバインコード
〇 ⑮レッドアンシェル
▲ ⑥ボンセルヴィーソ
△ ⑤アウトライアーズ
△ ①モンドキャンノ
△ ⑯アエロリット
注 ⑨タイセイスターリー
としました。いつもより△が1つ多いですが、これは仕方ありません。
ディバインコードはレースのしやすさだけで。
恐らく五分のスタートから内の出していく組、下げる組の丁度真ん中からじっくり内目中段をつけることができるかなと思いました。
1600mはそこまでどうか?というのはあっても、さして流れないのであればなんとかしてくれるでしょう。
力関係ですが、皐月賞10着級の桜花賞5着級相手なら、なんとか立ち回りだけで誤魔化せると思っています。
対抗にはレッドアンシェル。
トラストが前でミスエルテが下げ、アエロリットにナイトバナレットと下げるとなると、外目だと自由が利く位置に一番しやすい気がします。
もみじSで上がり33.6も出していますし、ペルシアンナイトに敗れたものの一叩きと考えれば、ローテーションにも余裕があります。
やりやすいだろうということだけで。
ボンセルヴィーソを3番手。
評価が毎回高くないですが、ここに入れば随一の実績ですし、好スタートからじっくり走れれば、へばってしまう感じはしません。
最後ズバンと切れないので、東京1マイルの良馬場を逃げ切れる感じはしませんが、それでもここで崩れる姿も想像できず。
アウトライアーズは期待していましたので。
溜めれば33秒台の脚は使えるはずなので、皐月賞も負けたとはいえ0.6秒差。
強制的に内に入れるであろう枠に入り、両隣がキョウヘイにカラクレナイ。五分に出られれば、すんなりいい位置は取れると思います。
中段前に予想は入れましたが、もう1列前が取れれば、ここは勝てると思います。
モンドキャンノも4番までがそこまでガツガツ行かず、じっくり最内でロスなく走れそうな構成になっています。
被せられてしまい、どうしようもないという感じにはならないでしょうし、後はどこまで状態が戻っているか?だけです。
スタートはスプリングステークスの時も非常に良かったので、あれ位出られればまずいい位置を取れます。
京王杯位走れれば十分勝ち負けなので、1回走ってどうでしょうか?
アエロリットはスタートが心配なので、力はあると思うものの、ここまで。
若干遅めで流れ、馬場は内有利となると、届かずのシーンは考えられてしまいます。
注意にタイセイスターリーを。
共同通信杯はメンバーは今にして思えば大したメンバーじゃないですが、それでも大きい馬でいい走りでした。
スターアイルの仔ですし、思い切って行ってしまった方が怖い位。
デビュー戦の時計から考えると、東京競馬場のスピード勝負なら意外に浮上する気がします。現時点でビリ人気ですが…。
カラクレナイは1400mの馬だから、ということではなく、内に下げるのがいて、外に出してくのがいるので、ズルズルっと後ろになってしまいそうな気がします。
内を取ろうと思うとスタート出すかもっと下げるかになってしまい、1列無理して前か無理せず1列後ろかになると、どうかな。
名前が好きな馬ですし、見るのを楽しみにしている馬なのですが、枠はいいけど巡りは良くない印象を受けました。
ミスエルテは中途半端なことせずに、全力で下げて直線勝負をしてほしいですが、それで届く気がしません。
前に行くと甘くなるタイプですし、これもフランケルの仔で会えるのは楽しみですが、勝つには今の自分が思い描く展開とは違う事になった場合だと思うので、想像できませんでした。
ジョーストリクトリは展開というよりもスピードが不安です。
京王杯2歳S、アーリントンカップ、ファルコンSとある程度時計が出た重賞レースでは悉く負けています。
将来的にどうなるかは別ですが、現時点だと不安の方が大きいです。
ま、とはいえ私の誕生日が7-11なので、⑦ジョーストリクトリと⑪オールザゴーは入れます。
予想ではなく、大荒れ前提で。オールザゴーとタイセイスターリーが来たらウハウハですが、万馬券ってそういうものだと思うの。
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