2018 Investec Oaks(G1・エプソムダウンズ・芝1m4f6yds)
雨もあり、馬場が悪い中行われました。
昨年も悪かったですが、天気は晴れている様子。
9頭立てで5頭がオブライエン厩舎。
でも1番人気はゴドルフィンのWild Illusion(ワイルドイリュージョン)。昨年のマルセル・ブサック賞の勝ち馬で、ぶっつけ英1000ギニーは4着でした。
2番人気にチェシャーオークス圧勝のMagic Wand(マジックワンド)。
3番人気は自分は初めて見ましたが、ナサニエル産駒のPerfect Clarity(パーフェクトクラリティ)。ここまで無傷の2連勝中。
1頭離して逃げるBye Bye Baby(バイバイベイビー)。
離れた2番手にFlattering(フラッテリング)、3番手外のオレンジシマシマ帽子がMagic Wand。
内で青い勝負服Wild Illusionが続き、その外の青帽子がForever Together(フォーエバートゥギャザー)。
後方の内の紫勝負服がI Can Fly(アイキャンフライ)、その外のオレンジ帽子がPerfect Clarity。後方は面倒なので省略。
同じ色が多すぎて非常に解説を難解にしています。
坂を下り、脚色が衰える感じのしないBye Bye Babyです。直線はこの日は多くは外埒いっぱいを走る競馬になりました。
真ん中でBye Bye Babyが先頭を走っていますが、一番外埒に持ち出したForever TogetherがWild Illusionと一緒に伸びてきます。
交わしてから一気に後続を突き放して、ドナカ・オブライエン騎手騎乗のForever Togetherが2着のWild Illusionに4馬身半の着差をつけて圧勝。
逃げたBye Bye Babyが3着に粘り、4着にMagic Wand。5着がFlattering。
2着のWild Illusionを除けば上位5頭中4頭がオブライエン厩舎。
クールモアスタッドでレースしてろ、的な結果です。
勝ったForever Togetherは父がお馴染みのガリレオ。母はGreen Room。
ここまで3戦0勝!でした。前走はチェシャーオークスで2着に負けましたが、まだ1着でゴールを駆け抜けたことはありませんでした。
勝ち時計2:40.39はまぁ馬場も馬場ですし、こんなもんじゃないの。
血統的にはとても優秀で、フランスのシャンプラ賞勝ちのLord Shanakill(ロードシャナキル)がお兄さん。
なお、これで「Forever Together」が英オークスを勝ちましたが、お姉さんに「Together Forever」というのもいて、こちらもG1であるフィリーズマイルを勝利しています。いい加減だなー。この血統に対する扱いとは思えません。
2018 Investec Coronation Cup(G1・エプソムダウンズ・芝1m4f6yds)
コロネーションカップです。
6頭立てですので、サクサク行きましょう。
1強2中位の戦いです。
断然人気は欧州中距離を制圧しつつあるCracksman(クラックスマン)。
ドバイシーマクラシック勝ちのHawkbill(ホークビル)、前走オーモンドS(G3)をしっかり3馬身半で圧勝してきたIdaho(アイダホ)。
レースは6頭しかいませんので、見るのが楽です。
逃げたのは最低人気のSalouen(サルウィン)、2番手に大きな流星のHawkbill。
3番手の白っぽい勝負服がYucatan(ユカタン)で、その後ろ、赤い帽子に白と黒。Cracksmanが続きます。内でIdaho。最後方がドイツのWindstoss(ウインドストス)。
直線でSalouenをHawkbillが並べず、一旦は内に入ったCracksmanが突き放されてしまいます。
後方からWindstossも伸びてきて、これは大波乱になるか?という直線。
実況も「Salouen is no Stopping!!!」と「止まりません!」と絶叫が入り、万事休すか?という位置から、まるでバンブーメモリーを最後差し切ったオグリキャップのマイルCSのようにゴール前強襲し、頭差差し切りました。デットーリ騎手はホッとしたことでしょうね。
2着に人気薄のSalouen、3着にこちらも人気薄のWindstoss。
Hawkbillは馬場が全く向かなったと思います。勝ち馬から25馬身半遅れた5着。ブービーです。
Cracksmanはゲートで扉に突進し、頭を強く打った中で走った模様。
恐らく無事を確認してからになると思いますが、プリンスオブウェールズSが有力ですね。見る限り。
凱旋門賞も今年は前向きなので、デットーリ騎手確保失敗でも出走してくるでしょう。
Gosden reveals Cracksman hit head in stalls before Coronation Cup victory https://t.co/GO8lh7JMQN pic.twitter.com/G0bY7y5bWI
— Racing Post (@RacingPost) 2018年6月2日
ゴール前はアイビスサマーダッシュさながらの走りです。
Cracksman set for swift return at Royal Ascot after snatching victory from jaws of defeat in Coronation Cup, reports Geoffrey Riddle at Epsom.https://t.co/cuuIF3cavN pic.twitter.com/jA4p2LO8ve
— Racing UK (@Racing_UK) 2018年6月1日
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