ケンタッキーオークス（Ｇ１・チャーチルダウンズ・ダート1800m）
オークスの方です。
あまり見てないので、このレースは毎年分かりません。
人気はMidnight Bisou（ミッドナイトビソウ）。
父はBCスプリントを2連覇した名スプリンターであるMidnight Lute。
5戦3勝2着2回の成績で、前走はサンタアニタオークスを勝利しました。道中後方で4コーナー手前から一捲り。
Monomoy Girl（モノモイガール）もほぼ同じくらいの人気です。
アッシュランドS（Ｇ１）を楽々と逃げ切って6戦5勝2着1回。
その前のレイチェルアレクサンドラS（Ｇ２）も勝っていて、今年2戦負け無し。
2017年は5戦0勝。2018年も所詮は負けたものの、そこから２連勝。Coach Rocks（コーチロックス）です。Oxbow産駒。
前走のガルフストリームパークオークスではケンタッキーオークスでもそこそこ人気になっているTake Charge Paula（テイクチャージパウラ）を豪快に差し切りました。
ゴール前の脚は見事でしたが、頭数が多くなるのでどうかなぁ。
My Miss Lilly（マイミスリリー）も有力の１頭です。Tapit産駒の芦毛。
昨年末にデビュー戦を勝利し、今年に入って３戦。前走はガゼルＳ（Ｇ２）を３頭の叩き合いを制して勝利。
勝ちっぷりは派手な馬が多い北米ではかなり地味。
前走UAEダービー２着のUAEオークス馬Rayya（ライヤ）も出走を予定しています。
大きく離されてしまいましたが、２着とは言え、単純な走破時計なら例年の勝ち馬と変わらず、相手が強すぎただけという見方もあります。
他にはＧ２で連続2着をしているTake Charge Paula（テイクチャージパウラ）、2018年は4戦未勝利も2着2回3着2回のWonder Gadot（ワンダーガドット）、前走ファンタジーＳ（Ｇ３）を勝ったSassy Sienna（サッシーシエナ）、フェアグラウンドオークス（Ｇ２）を勝って２連勝中のChocolate Martini（チョコレートマルティーニ）など。
1000ギニーステークス（Ｇ１・ニューマーケット・芝1600m）
あまり興味もない人も多いレースだと思いますので、サクッと。
日本だとSeptember（セプテンバー）がディープ産駒として有名ですが、ブックメーカー各社総合すると大体4番人気位です。
1番人気にはHappily（ハッピリー）が押されています。
2歳時で既にG1を2勝し、牡馬と混じってジャン・リュック・ラガルデール賞を勝利しています。
その時の3着馬が英2000ギニーでも人気になっているMasar。
年明け初戦で、昨年最後はBCジュベナイルフィリーズターフで14着。ビリでしたが、遠征の向き不向きもありますからね。
モイグレアスタッドステークスではSeptemberを3着に下しました。
2番人気（ブックメーカーによっては5番人気）がsoliloquy（ソリロクイ）。
これは前走同じニューマーケットのG3を完勝して3戦2勝。
父はドバウィで、母は豪州やドバイでも走ったDysphonia。重賞勝ちはないと思うけど、G1で3着もあります。
前走は愛1000ギニートライアルで3着だったI Can Fly（アイキャンフライ）。
ここまで3戦1勝で初勝利後は2戦してどちらも3着と勝ち切れていませんが、なぜか結構人気になっています。
オブライエン厩舎であること、そして1回走ったということも影響しているのかな？
年明けぶっつけが多いレースですが、Wild Illusion（ワイルドイリュージョン）もその1頭。
昨年の凱旋門賞同日に行われるマルセル・ブサック賞を勝利して以来です。
父はドバウィ、母Rumhは愛オークス、ヨークシャーオークスなど走っていますが、勝利できませんでした。
昨年Ｇ１は3着→2着→3着と勝ちきれなかったディープ産駒のSeptember（セプテンバー）。
堅実とも言えますが、強いのにはきっちりやられているとも言えます。
母であるPeeping Fawn（ピーピングフォーン）はこのレースは3着でした。母と同じ着順になってしまいそうな感じはしないでもないです。
Septemberをフィリーズマイルで破っているLaurens（ローレンス）。
こちらもそれ以来のぶっつけです。4戦3勝。
地味ですが、しっかり走りますので、侮れません。
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