ゴールデンウィークも近づき、長めの休みが取れる人も多い中、京都での天皇賞です。
以前ゴールドシップが勝った時に行きましたが、京都そのものが混んでいて困りました。
平等院鳳凰堂に入るのに1時間位待つとかない。仕方ないと理解しつつも、「ちょっとなぁ」って。
今年もそんな季節に。
京都では混戦模様の天皇賞。これはどうなるか分かりません。香港は8頭立てなので、あっちが本線ですね。
馬場も先週のマイラーズカップでレコードが記録されるように超高速馬場。
この距離なので、スタミナは必要ではありますが、上がりもある程度求められ、「気持ち距離が長いけどスピードはそこそこある」みたいな馬が頑張りそうな気がしてしまいます。
パフォーマプロミスとかフェイムゲームとかベストアプローチとか面白そう(今更フェイムゲームに面白そうもないですけど…)な馬もいましたが、全部揃うのは難しい。
クリンチャーは武豊騎手騎乗停止により三浦騎手へ。
シュヴァルグランはその三浦騎手からジャパンカップで勝利に導いたボウマン騎手が手綱を取ります。
クリンチャーで菊花賞2着、京都記念1着と結果を出した藤岡騎手は日経賞で勝利したガンコで挑みます。
この辺りの騎手の配置も乗り変わりが激しい昨今、面白いと思うようにしています。
これは本当に難しい。展開もかなり読みにくい。
逃げ :⑤ヤマカツライデン
逃げ後:④カレンミロティック、⑥ガンコ、⑰トミケンスラーヴァ
先行前:①ミッキーロケット、⑧クリンチャー
先行後:②チェスナットコート、⑩サトノクロニクル、⑪シュヴァルグラン
中団前:③シホウ、⑨ソールインパクト、⑫レインボーライン、⑮トーセンバジル
中団後:⑬トウシンモンステラ、⑭アルバート、⑯スマートレイアー
後方 :⑦ピンポン
こんな感じかな。
前哨戦の阪神大賞典の時もかなりの高速馬場で、ヤマカツライデンが作ったペースも小気味よく35.9-60.1で前半が流れ、中盤にきっちりと落として後半勝負へ。
後半1000mも60.2でまとめていますので、坂の下りのある天皇賞で59.5付近でまとめられれば、例年の時計位の数字になります。
あのレースの上位陣は割と信用していい気がします。
ヤマカツライデンは思い切って行くでしょう。
ただ、この馬がビートブラックやイングランディーレを演出するか?というと懐疑的。前半離すと昨年の二の舞でしょうし、溜めて逃げても最後の脚には不安が。
「このメンバーなら」と思う気持ちもないですが、今年もペースメーカー役を演じてもらいましょう。
前半が昨年は35.6-46.9-58.3と猛烈にヤマカツライデンは飛ばしていましたが、今年はそうはしないと思いますので、全体的に+1.5秒~2秒。
37.0-60.5。馬場が良い+最初の下りもあってこの位にまとめるとは思います。
大逃げではなく、ある程度後ろも付いてくる前半。
向正面でペースを落として静かな2コーナーへ。
カレンミロティック、ガンコ、トミケンスラーヴァといった馬が前に行き、クリンチャーも真ん中から。
それをマークする形でシュヴァルグランにサトノクロニクル。後方にレインボーラインとトーセンバジルと続き、アルバートが後方待機。
4コーナー手前からアルバートやレインボーラインが動き、レースが一気に動き出します。
早めに並びかける前の馬達。ガンコがヤマカツライデンに並びかけ、その外からクリンチャー、内でじっくりミッキーロケットが不気味。サトノクロニクルも内に進路を取ります。
直線に向いてヤマカツライデンにカレンミロティックが並びかけ、その外からガンコが抜こうとするもなかなか抜けません。
その外からクリンチャーにシュヴァルグラン。
先頭に立つのはシュヴァルグランがクリンチャーを振り切りますが、外からレインボーライン。
内でスルスルとサトノクロニクルとミッキーロケット、内に入れたトーセンバジルも伸びてくる。
先頭はシュヴァルグランを交わしてレインボーライン。
内からサトノクロニクルとミッキーロケットが相変わらず粘る。大外からアルバートがようやくといった感じでエンジン全開。
しかし最後は体半分位振り切ってレインボーライン。
2着にシュヴァルグランとサトノクロニクルが並ぶようにゴール。僅かに外のシュヴァルグランか?
内でミッキーロケット、トーセンバジル、間からクリンチャー、大外アルバートとその後ろは並ぶようにゴール。
勝ち時計3:15.5。
前半そこそこで入り、中盤でしっかり緩み、後半からジワっと長めに加速する、そんなレースになりそうな気がします。
ラスト3F勝負にしたいのも少ないので、割と激しいレースになるかな。
全く自信なし。このレースを自信もって印をつけられる人がいるのかな?
ただ、割と上位人気で決まると思ってる。これはなんとなくですが。
◎ ⑫レインボーライン
○ ⑪シュヴァルグラン
▲ ⑩サトノクロニクル
△ ⑭アルバート
△ ⑧クリンチャー
△ ⑮トーセンバジル
注 ①ミッキーロケット
本命はレインボーラインに。
前走4コーナー手前からサトノクロニクルが手が動くのを横目見ながらスーッと前に行けていますので、調子はいいんだと思います。
内にシュヴァルグラン、サトノクロニクルと目標にできる馬で外にトウシンモンステラ、アルバートと自分より後ろにいそうな馬が外なので、被せられることも無さそうなのもプラスに。
中団外目のやや後ろを追走でき、阪神大賞典と同じように加速ができれば、かつてはアーリントンカップ勝ちのNHKマイルカップ3着馬。
この舞台ならシュヴァルグランをきっちり差し切れるのではないかなと。
対抗にはシュヴァルグラン。
前走いくら短いのが久々といえども負け過ぎなのは気にはなりますが、良くも悪くも叩き台でしょう。
古馬になって1秒以上離されて負けているのが宝塚記念の2回と大阪杯というこの馬にとっては短めの距離であることを考えれば、1.5秒負けも許容範囲かな。
スタート五分に出られれば、恐らくクリンチャーの後ろ辺りをスッと取れる組み合わせなので、不利にならないレースはできると思います。
クリンチャーの外に早めに持ち出して直線粘るレースなら、力を発揮できる状態であればそうそう崩れないでしょう。
この斤量も背負い慣れています。
3番手にサトノクロニクル。
前走も悪くなかったですし、上がりも出せる馬です。
ただ、55kg→58kgになりますし、前走も4コーナーでレインボーラインに外から交わされているように、まだG1となると…ではあります。
クリンチャーの後ろをスーッと走れれば、やや内目のいい位置を取れると思います。
後は直線でどこを通るかですが、川田騎手なら4コーナーである程度内を狙うと思います。
真ん中内目で直線ガンコの後ろ辺りを走れそうな気がするので、そうなれば有馬記念も0.7秒に留めているように、差はないと思います。
△勢です。
アルバートはこの距離でこのメンバーなら昨年の天皇賞5着位走れれば、昨年より着順は上になるとは思います。
ただ、やはり外枠だと…。すんなり前に行けない馬なので、それがどこまで許容できる位置に留められるか?ですね。
周辺に似たような脚質の馬も多いので、ばらけにくいというのもプラスとは思えません。
筋金入りのステイヤーですので、どこまで早めに動けるかが勝負になるのかな。追い込んできて4着とか5着のイメージは凄くできるので、狂えば。
クリンチャーも△まで。
目標にされやすいというのと、ラストのスピード勝負になると不安があります。
枠は良いです。内でガンコ、ヤマカツライデンが前に行くのを追いかければ、カレンミロティックと並んで先頭を見れる位置にスポッと入れそうで。
良馬場の京都。最後の決め手に屈しそうな気がしないでもないです。「悪いレースではなかったけど、今日は誰でも勝てなかった」という回顧をしてそう。
トーセンバジルも△。
この騎手でこの枠なら、思い切って下げて内にスルスルと入ると思う。
力的には全く見劣りしないので、4コーナーで上手に縫ってこれたりしたら、一気に内から来たということがありそう。
京都大賞典みたいなレースができれば、一発あるとは思いますが、枠も枠なので完璧が求められますが、そこはミルコ・デムーロ。
注にミッキーロケットを。
全然期待していませんし、日経新春杯でも57.5kg背負っていたとはいえどんどん離されてしまいました。
ただ、「今年のメンバーなら」の注意です。
内をするする走れれば、距離得が大きくなり、結果ギリギリ見せ場あるというのは考えられなくもないです。
前走も多少前に行きましたし、以前はスタート下手でしたが特に今はそういうのもなく、先行馬の後ろをじっくり走れれば、アッと言わせるシーンがあっても。
ガンコは期待の馬ではありますが、日経賞組が最近不調なのと、個人的にあまり信用していないというだけです。
勢いはあるのは間違いないものの、時計的にどこまで耐えうるか?が前走までとは全く違う馬場だと思うので、展開は悪くなさそうというだけでは頭の中で覆せませんでした。
チェスナットコートも同じ。
内枠なのは良いのですが、下げ過ぎるとやはり届きません。
ある程度内枠に前に行くのが揃っているので、流れが悪いと下げ過ぎてしまう恐れも。
カレンミロティックも阪神大賞典であれだけ走れて、この枠もプラスにこそなれマイナス要因はないのですが、10歳馬ですからね。
馬券的には入れておきたいという気持ちはありますが、ここでまだこの馬が粘ってしまう様だと…という感情の問題。展開予想とはタイトル詐欺で、感情が入ります。
枠は良いです。もう1頭「注」と打てるなら、この馬だと思います。
難しいので、香港にしましょう。
あっちは8頭でアルアインから買っておけば大体大丈夫だと思います。
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