第55回弥生賞(G2・中山・芝2000m・良)
弥生賞です。
強い風がありますが、ポカポカ陽気で暖かく、春を所々に感じる季節になってきました。
中山競馬場の河津桜も満開ではありませんが、つぼみと花とのバランスがこの時期らしくとても良いものです。
馬場状態は内埒沿いが芝がなくなっているような処も見え、「芝が生え揃って高速馬場」という様子ではありません。
前日のオーシャンSで1:08.3。3歳未勝利の2000mで2:02.5。
弥生賞で2分はマカヒキ、リオンディーズ以外は切っていないように、壁は本当に大きいです。
例年通りに決まれば未勝利との比較から2:00.5付近かなというのが私の戦前の予想です。その位の決着を妨げる程悪化しているとは言えません。
ダノンプレミアム、ワグネリアン、オブセッションという古馬OPの水準を2歳で突破している3頭に加え、初出走のヘヴィータンク。何かと話題の多いレースです。
パドック
面倒なので行きませんでした。混んでたし。
オブセッションはかなりダラダラ。良く言えば落ち着いているで悪く言えば元気がないです。
ジャンダルムもホープフルSの時に見てとてもいい子でしたので、今回も同じような雰囲気です。
ワグネリアンもチャカチャカしているように見えますが、いつも通りです。マイナス体重でしっかり出てきた感じに見えました。
ダノンプレミアムもあんな感じですので、落ち着き払っての周回ではないですが、それでも問題ありません。
ヘヴィータンクの記念にパチリ。物珍しいものを見ました。
このレースはこの馬なしには語れません。
返し馬
ダノンプレミアム(3戦無敗。2歳チャンピオン)
太陽の光を浴びて、お尻のマーカーがとても映えます。
馬体は一流馬のそれですし、行く気満々でもしっかり制御していて、走り出すまでがっちり常歩キープできていました。
初めて生で見ましたが、素晴らしかったです。
ワグネリアン(3戦無敗。東スポ杯勝ち)
少し雰囲気が変わった感じを受けました。
走り出す時にバタバタっとするのはいつも通りですが、そこまで大きなストライドで走るイメージが無かったので、「あれ?」と。
悪くなったとかではなく、イメージの修正が必要です。どちらがいいかは分かりません。
オブセッション(2戦無敗。シクラメン賞圧勝)
返し馬も素晴らしく落ち着いていて、キャンターまでは文句なしです。
馬術ならこの馬に乗りたいです。あのレースを見て分かる様に、パドック、返し馬はあくまでもキャンター+αまで。
競馬で求められるのは相手がいる中でのギャロップですので、「キャンターで制御ができている」=「競馬で制御ができる」という簡単なものではないということです。
ジャンダルム(ホープフルS2着)
身体を大きく使っての返し馬です。
手綱を引いていますが、制御不能ではなく、いい意味で前向きに走っているということでしょう。いわゆる短距離馬じゃないですね。
ヘヴィータンク(デビュー戦)
割とカッコイイですね。見た目だけならこの馬も乗りたい1頭です。落ち着いていたし。周りに怪物が何頭かいて困っていたのかもしれません…。
ネタ馬になってしまうと思いますが、この経験を生かしてほしいです。。。
混んでいました。
さすがにG2で10頭しかないにも関わらず、このメンバーなら興味深いので、混むのも分かります。
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