写真で振り返る 第52回共同通信杯 レース回顧




第52回共同通信杯(G3・東京・芝1800m・良)

雨予報もありましたが、降ったのかどうか程度で終わりました。
馬場は良馬場。京都は雨が残りましたが、東京は問題ありませんでした。

ただ、やはり風が冷たい。
太陽が出るとまだ過ごせますが、曇ってしまうと寒いです。

馬場状態は良馬場発表ということもあり、まずまずの印象です。
同日の3歳500万下の1400m戦で1:22.5。ラストこそ12.5とかかりましたが、それまで11秒が続いており、この時期の500万下なら十分な水準だったと思います。
マイルの未勝利戦でも1:36.0を切っていますし、共同通信杯としては1:47.0付近は出てほしいです。

先週は悪いメンバーじゃなかったのに、今週のほうが混んでると思いました。
最近共同通信杯は皐月賞、ダービーにかなり密接になっているから楽しみなのかな?普通に3連休だからかな?
まぁどちらでもいいですが、ダラダラと読書とかするには空いている方がいいです。

 

パドック

サトノソルタス(1戦1勝馬)

デビュー戦も見てるはずですが、覚えていません。
芦毛なのですが、まだ全然そうは見えません。若馬です。
耳を前に向けて、2戦目の久々ですが、悪くない印象で歩いていました。

 

ステイフーリッシュ(ホープフルS3着)

ホープフルSの時は1戦1勝の割には落ち着いていていい馬だなとは思った印象があります。
今回も落ち着いてはいました。マイナスの2桁体重でしたし、細いといえばそうですが、細身の人もいるので、一概に悪いとも言えず。
少なくとも次の基準にはなるかなという程度です。

 

カフジバンガード(こうやまき賞1着)

前走はスタート失敗してしまいました。こうやまき賞でグローリーヴェイズを2着にやっつけているので、きっちり走れば侮れません。東スポ杯も悪くなかったですし。
この世代の基準馬の1頭だと思っています。
1人でゆったり歩けていましたし、いい意味で目立っていなかったと思います。

パドックだとほとんどの馬が落ち着いていましたが、ブラゾンダムールがチャカチャカとしていたなと思いました。
グレイルは外目をしっかりと歩いていました。

 

返し馬

グレイル(京都2歳S1着)

タイムフライヤー(ホープフルS)、ケイティクレバー(若駒S)、アイトーン(福寿草特別)と前走下した相手が好走し、走っていないのに勝手に評価が上がった1頭です。
前走はタイムフライヤーを目標にできたからの芸当か?それとも本物か?の試金石。
真っ黒な馬体で映えますし、かったるい感じも受けず、雰囲気は悪くありませんでした。

 

オウケンムーン(2連勝中)

オウケンブルースリの子供です。
誘導馬より前に入ってきて、1歩目はかなり元気よく走り出しました。
ただ、走り出してからは落ち着いていましたし、それでいて手綱をしっかり握っていて、いい前進気勢があったと思います。

 

ゴーフォザサミット(百日草特別1着)

田辺騎手の笑顔が印象的です。
前走の時計はルージュバックの2:00.8と比較して0.1秒しか遅れていない立派なものです。人気と勝ち方次第では圧倒的1番人気になってもおかしくない走りでしたし、血統も優れているけど少し地味。
こちらはしっかりとした常歩からのキャンター。休み明けですが、雰囲気は良いと思いました。

返し馬だとコスモイグナーツがかなりハイテンションになっていて、とてもゆったり走り出すとかできない状態。
跳ねながら1コーナー過ぎまで歩いていきました。いくらプロとはいえ、よく落ちなかったなと。

 

ちなみに、私のブログは返し馬の方が期待というか、上位に見ている馬の方が多いです。
というのも、実際のG1だと返し馬しか見ることができないので。パドックは見てもわからないし。
返し馬の方がまだ多少生で見ることができる分、期待馬はこっち、と振り分けています。

ただ、東京2400mとかはまずまず撮れたやつを使うので、距離によってはどうでもよくなります。