2018年の海外のレースについて




2018 凱旋門賞(10/7)

今年はロンシャンで行われます。
シャンティイ競馬場はとても綺麗でしたし、1回行けてよかったです。
新生ロンシャン最初の勝ち馬は誰になるのかな?というのは注目です。

人気は当然のように昨年の覇者Enable(エネイブル)にフランケルの初期傑作になりつつある感じがするCrackman(クラックスマン)
同厩舎、同騎手、馬主違うという複雑な関係であるため、直前で揉めそう。

他にも昨年の上位陣もいますし、引退表明した角居厩舎のキセキの名やソウルスターリングも相変わらずあります。
とはいえまだまだ先なので。。。

ディープ産駒の3歳馬Saxon Warrior(サクソンウォリアー)に前走未勝利を5馬身圧勝で英ダービーも上位オッズとなっているAmedeo Modigliani(アメデオモディリアーニ)The Pentagon(ザペンタゴン)といった3歳馬も期待の馬として名前が挙がっています。

ここには入っていませんが、隠し玉も隠し玉で2戦2勝の4歳牝馬、Tocco D’Amore(トッコダモーレ)という馬にもオッズがついています。映像はデビュー戦を6馬身差。2戦目は3馬身差。ブックメーカーらしい感じです。

 

2018 ペガサスワールドカップ(1/27)

昨年のBCクラシックで勝利したGun Runner(ガンランナー)の引退レースです。
参考:http://www.thoroughbreddailynews.com/gun-runner-to-retire-after-pegasus/

BCクラシック2着のCollected(コレクテッド)、3着で4歳代表格のWest Coast(ウエストコースト)が当面のライバルです。

Forever Unbridled(フォーエバーアンブライドルド)は出走しない方向です。

マイル路線から出走するSharp Azteca(シャープアズテカ)は面白い1頭です。BCダートマイルは2着でしたが、前走シガーマイルH(G1)ではしっかり走り、昨年のドバイゴールデンシャヒーン勝ち馬Mind Your Biscuits(マインドユアビスケッツ)相手に5馬身1/4差。先行馬なので楽しみです。

 

2018 ドバイワールドカップ(3/31)

昨年に比べるとだいぶ地味な印象を受けます。
全盛期だったArrogateとGun Runnerがいましたが、今年は揃っていません。

BCクラシックの上位陣はまだしも、Thunder Snow(サンダースノー)が現時点で10倍を切るオッズなら日本馬何となるんじゃね?って思っちゃいます。

ここには名前はないですが、2014年のUAEダービー馬Toast Of New York(トーストオブニューヨーク)も。
2014年のBCクラシック2着後に種牡馬入りしていましたが、いろいろあって現役復帰。前走はしっかり勝ちました。
こちらも注目です。まずはペガサスワールドカップに出走するみたいです。

 

2018 ドバイシーマクラシック(3/31)

まだ全容が明らかになっていませんし、レイデオロが出走表明をしているもののオッズには表れていません。
もしこのメンバーが揃うならなかなか面白いと思います。

凱旋門賞2着のCloth Of Stars(クロースオブスターズ)、BCターフの勝ち馬Talismanic(タリスマニック)はゴドルフィンだから出てくるかなって思います。

北米からはBCターフ2着のBeach Patrol(ビーチパトロール)もここは狙ってくるでしょう。他に面白いレースないし。
オブライエン厩舎からは愛ダービー馬Capri(カプリ)が一応エースでエントリー。

No.2争いの馬たちという感じなので、ここで勝てるようだと面白くなりますね。
まぁトーセンバジル辺りが行けばそこそこやれそうではありますが…。

 

2018 ドバイターフ(3/31)

こちらもまだよくわからないです。
リアルスティールがぶっつけで行くとだけは言われていますが、他のはよく知らね。ヴィブロスは行くのかな?

北米からG1を3連勝中で前走BCマイルを勝ったWorld Approval(ワールドアプローヴァル)が今のところ有力ですが、他は微妙です。

Heshem(エシェム)は昨年の2着馬ですが、それ以来走っていないと思います。
もともと昨年もそんなに人気あった馬じゃないですし、どうでしょうかね?

もっとわからないのがWild Tempest(ワイルドテンペスト)でしょう。知る限り戦績は1戦0勝です。
デビュー戦はCracksmanを追い詰める2着でしたが、それ以降調べても何も出てこない。まだ当然わかりませんが、これがオッズに出ているのが不気味です。

 

オーストラリアンカップ(3/10)

このレースに限った話でもないですが、今年もWinx(ウィンクス)が走ります。
そしてこのレースでは、トーセンスターダム、アンビシャスも出走するかもしれないというのはワクワクします。

その翌週くらいに組まれてるジョージライダーSにWinxは向かうかもしれないけど、この春にこの2頭と戦う事になるでしょうね。

ちなみに、Winxは今年の目標として春はランドウィックのQE2世Cです。
秋はコックスプレートの4連覇の偉業に挑むと言っています。
6月のアスコットへ行くかは後ろ向きというかほぼありません。

But a trip to Royal Ascot in June would almost certainly rule that out because of the time she would need in quarantine.

検疫も長いから行かない!って言っています。
島国の馬ってこんなもんよ。日本だけに限らず検疫は大変です。ブラックキャビアは偉かったと思うわ。