5週続いた東京のG1もこれで最後です。
長かったですね。NHKマイルカップが随分昔に感じます。
今週は安田記念です。
グレーターロンドンが出て来たのもあり、興味深いメンバーが揃ったと思います。
決め手に欠ける人気馬。
イスラボニータ、ロゴタイプ、エアスピネルにサトノアラジン。
どの子も最後捕まるか届かないかのイメージがさも簡単にできてしまうだけに、大混戦だと思います。
ブラックスピネルやヤングマンパワーとかとも恐らく差はありません。何が来るか分かりません。前々日オッズで1番人気がステファノスなんですね。
先週のダービーはペース予想が完膚なきまでにやられていますし、本当にレース前にレースを予想するのは難しいと痛感。
当たり前ですが、馬は彼ら自身意志を持った生物であり、レースそのものも生き物のような振る舞いをします。
逃げ :③サンライズメジャー、⑩クラレント
逃げ後:⑤コンテントメント、⑯ロゴタイプ
先行前:①トーキングドラム、⑧エアスピネル、⑬ロジチャリス、⑰ヤングマンパワー
先行後:⑪ブラックスピネル、⑫ビューティーオンリー、⑮イスラボニータ
中段前:②ディサイファ、⑱ステファノス
中段後:④アンビシャス、⑥レッドファルクス、⑭サトノアラジン
後方 :⑦グレーターロンドン、⑨ロンギングダンサー
こんな感じになりました。
サンライズメジャーもこの枠ですし、クラレントは毎回行くんじゃないかと思っていますが、今回は行くと思って逃げの位置に。
前走先行して結果を残しているコンテントメントに昨年逃げ切ったロゴタイプ、ロジチャリスにヤングマンパワーとある程度先行しそうな馬が揃いました。
快速逃げ馬はいませんが、往々にしてこういう場合は普通には流れる気がします。
昨年の様に前半3F終わった段階で頭を抱えてしまうような事はないはずです。
まずまず(普通位に)流れて前半は34秒前半、半マイル46.5を切る程度か。
前半33秒台に突入する感じはしませんが、前後半46.2-46.2=1:32.4位のイーブンペースでまとまりそう。
NHKマイルカップもそんな感じでしたし、1:32.0を切るような感じはしません。というかその時計で走れそうな馬がいない。
逃げるサンライズメジャーに並びかけるクラレント、そして外からロゴタイプが先頭に並んで直線。
ロゴタイプが先頭も外からヤングマンパワーに馬群を割って真ん中からエアスピネル。そのすぐ後ろにブラックスピネル。
馬場の真ん中に持ち出したイスラボニータに外からステファノス、レッドファルクス、アンビシャスは大外。グレーターロンドンは後方から内目を突きます。
先頭に立ったエアスピネルに外からヤングマンパワーにブラックスピネルが襲い掛かります。
イスラボニータは外から伸びますが切れという点で劣り、内のロゴタイプと並んで前と差が詰まりません。
逃げるエアスピネルに外からブラックスピネル。そしてこちらも粘るヤングマンパワーにロゴタイプ。
外からイスラボニータが追い詰めますが、いつものように詰めが甘い感じが出ます。
ステファノスも同様ですし、アンビシャスは外から追い込んでもなかなか差が詰まりません。
グレーターロンドンは内目から追い込むものの、掲示板が精一杯という感じの位置です。
最後は先に抜け出したエアスピネルを僅か交わしてブラックスピネル。3着に粘ったヤングマンパワー。
その後ろにイスラボニータ、ロゴタイプと続いて内を突いたグレーターロンドンは掲示板外の6着まで。
何も考えずに馬だけ頭の中で走らせてみましたが、松山騎手でした。
◎ ⑪ブラックスピネル
〇 ⑧エアスピネル
▲ ⑰ヤングマンパワー
△ ⑮イスラボニータ
△ ⑯ロゴタイプ
△ ⑦グレーターロンドン
注 ⑭サトノアラジン
としました。
ブラックスピネルはほどほどのスタート決めればまずまずの位置を取れると思っています。
枠はどちらかと言えば外になりますが、①から順々に配置していって、⑪にも関わらず自分の中だと先行集団のすぐ後ろにスポッと収まったので、そういう事かと。
前走は負けはしたものの上がり32.8。
流れに乗れれば十分番狂わせを起こせるのではないか?と思います。
エアスピネルを対抗。多分崩れないのはこっち。
スタートもほとんど心配ないですし、真ん中の枠。前走同様逃げ馬を見る形で道中進められると思います。
やや反応が鈍い面もありますが、東京である程度厳しくなればきっちり結果を残してくるでしょう。
詰めの甘い面があるのは確かですが、上がりの時計自体は出ていますし、タイミング1つで。枠と巡りは良いと思います。
三番手にヤングマンパワーを。
どちらかと言えば内に入って欲しかったですが、外目ロゴタイプの後ろをトコトコついていければ、こちらも東京マイルなら。
G1になると崩れていますが、決して力がない訳ではありません。
平均ペース位で流れるのであれば、外からしっかり後続をシャットアウトしつつ、4コーナーで早めにロゴタイプ辺りに並びかけるようだと、一瞬の切れ味は十分ではなくても33秒台の脚を使えますので、押し切れると。
クビが高い走法ですが、馬自体は大きくて見栄えがする1頭ですので、割と好きな馬だというのも影響してますね。
イスラボニータをその次に。
力は今更ですが、内に入り込むにはロジチャリス、ビューティーオンリー辺りが邪魔ですね。
そうなると、外々を走って勝てる馬ではないよね、イスラボニータは、ということでこの印です。
東京だと最後息切れているイメージが強く残っているため、外枠からジックリ乗れるのはこの馬にとっては決してプラスにはならないかと。でもそれなりにまとめてくるとは思っています。
ロゴタイプをその後ろに。
昨年ほどうまくいくことはないでしょうが、今年に入っても中山記念で58kg背負ってきっちり3着。
ある程度自分で位置を決められる枠でもありますので、自分なりのレースができると思います。
とはいえ決め手不足は相変わらずなので、ここまで。
グレーターロンドンは期待するだけで十分。
前々日4番人気になっていますが、いきなりOP特別からG1だと相手が違いすぎます。
ポテンシャル自体はあると思っていますし、後方から内を突いてきそうな感じでそこそこ上位に入り込みそうな感じがしたのでここに。
サトノアラジンは注意で。
G1だと見事に馬券になっていませんし、後方から差してくる以外は無いと思いますが、パンパンの良馬場なら何が起きてもおかしくありません。
前走は馬場のせい、と言い訳できる負け方です。
ちなみに、この馬は過去国内で馬番が2桁になったのは20戦して6回だけ。[4.1.0.1]。
スワンS、京王杯SCの2戦は共に10番より外。唯一着外は不利を受けた菊花賞。迷いなく外枠直線一気なら。
ステファノスは天皇賞3着、大阪杯2着の実績でG1は当然ここでは上ですが、なんとも微妙な2ヶ月のレース間隔。
この馬は知られているように、休み明け一叩きは走らず、1回走って調子を上げてきます。
外枠で気分良く走れそうですが、最後の反応はどうかなと。
レッドファルクスは良馬場の1マイルだと…。
アンビシャスもこの枠。両隣が自分より前に行くだろうし、レッドファルクス、グレーターロンドンと下げそうな馬が外に。
包まれるか、もっと下げてしまうかは分かりませんが、結果的に外回って直線一気になりそうなので、G1で届くほどの信頼感はありませんでした。
香港勢は時計がもう1つ詰めるとなるとどうでしょうかね。
コンテントメントは昨年もやられていますし、東京だと分が悪いと思います。
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