2017 Preakness Stakes(G1・ピムリコ・ダート1900m)
アメリカ競馬の3冠への第二関門。プリークネスS。
出走馬は以下の10頭。
ケンタッキーダービー馬Always Dreaming(オールウェイズドリーミング)が勢い考えても圧倒的な1番人気です。
ケンタッキーダービーはこちら。
レースはこちら。
スタートから2強のマッチレースのような展開に。
逃げる(先頭を走る)Always Dreaming(オールウェイズドリーミング)に今度は逃がさんとばかりに追いかけるClassic Empire(クラシックエンパイア)。
それを見る形でCloud Computing(クラウドコンピューティング)にTerm of Art(タームオブアート)。黄色勝負服のConquest Mo Money (コンキストモーマネー)も追いかけます。
例によってケンタッキーダービー同様に追い込みにかけるLookin At Lee (ルッキンアトリー)。
馬場は同日G3の1200m戦で1:09.9。
とか書いても分りません。多少いい気がしますね。日本だとなかなか10秒を切るのは難しいし。
ペースは23.16 – 23.65 – 24.19 と大きく落とさずに走ります。
逃げている方が楽じゃないとかそう単純でもないですが、Always Dreamingが4コーナーで一杯になってしまいました。
こうなると後はライバルを後目に逃げ切るだけという感じのClassic Empireでしたが、さすがにゴール前は脚が鈍ってしまい、2頭の競り合いを漁夫の利の如く最後差し切ったCloud Computing。
頭差しっかり差し切りました。
3着にはSenior Investment、4着にLookin At Lee。
ケンタッキーダービー馬Always Dreamingはバタバタになってしまったため、勝ち馬から14馬身離されてしまった8着。惨敗です。
勝ち時計1:55.98。まずまず。
去年と一昨年は大雨だったのもあり1:58秒台でしたが、例年なら大体こんなもん。
とはいえ、アロゲイト相手でどうか?というと…。例年通り位だと太刀打ちできない相手が古馬にいるので、今後どうなるか?です。
ブラッドホースの引用ですが、非常に盛り上がりました。アメリカ競馬が毎年レコードを更新している気がします。
According to the MJC, attendance for the Preakness, which was won by Klaravich Stables and William Lawrence’s Cloud Computing, was 140,327, which eclipsed last year’s record of 135,256.
引用:http://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/221692/preakness-sets-handle-attendance-records
と出ました。
なんと14万人を超えたそうです。昨年より5000人も増えるとか…。競馬場レコードが記録されました。
こんなにバンバン更新していると、アメリカ社会も我々が把握しきれない何かがあるのかな?と勘ぐってしまいます。ギャンブルでもやらないとやってられないとか。
売上は日本競馬と比較すると小さく感じてしまいますが、14レース合計で$97,168,658。110億円弱。
日本ダービーとかだと200億円を「1レースで」超えることを考えると、アメリカ人は馬券を買いません。
まぁチケットが馬鹿高いので、それ込みの収支はどうか?は考えないといけませんが、どちらがいいかは人によりますかね。
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