グレフュール賞(G2・サンクルー・芝2000m)
先日行われたフランスダービー前哨戦のグレフュール賞です。
人気はアンドレ・ファーブル厩舎の2頭。
クリテリウム・ド・サンクルーの勝ち馬Waldgeist(ワルドガイスト)。ガリレオ産駒。
年明けノアイユ賞を負けたものの、デビュー2連勝しているAkihiko(アキヒコ)。ディープインパクト産駒。
5頭立てなので、例によってスローペース。
先頭はSaldierが努め、外目の赤い服がWaldgeist。
内でMonreal、Recoletos(レコレトス)、最後方がAkihikoという展開。
直線は先にWaldgeistが先頭に立つのも束の間、一気にRecoletosが突き抜けます。
最後方から追い込んで来たAkihikoが前に並びかけるも先頭とは差があります。
最後はオリビエ・ペリエ騎手騎乗のRecoletosが流すようにゴール。
2馬身半差があってWaldgeist、Akihikoと続きました。
これでデビュー戦は9着に負けてから一休みし、年明け3連勝と一気にここまで到達しました。
父はWhipper。
比較的短い距離の方が成績の良い馬ですが、ここは2000mですので、なかなか珍しい感じがします。
ここはフランスダービーにそこまで直結するレースではないですが、破った相手もまずまずですし、期待できるかもしれません。
エドゥヴィル賞(G2・サンクルー・芝2400m)
人気はゴドルフィンの顔が派手なTalismanic(タリスマティック)です。
凱旋門賞も走り11着でしたが、昨年のフランスダービー4着、パリ大賞5着と割と走っています。
レースは逃げたTalismanicが直線で粘ります。
逃げ切るか?という所で外からTiberian(チバリアン?)が1馬身差し切ってゴール。
去年のこのレースの2着馬であり、他にもショードネイ賞(G2)で2着などありますが、重賞初勝利。
これでTalismanic相手に年明け2連勝しています。
まだまだG1でどうのこうのはありませんが、ここ2戦は悪くありません。
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