エピカリスがベルモントSへ行く事にしたらしいですが、今年もケンタッキーダービーです。
英国2000ギニーもありますが、あちらは「年明け初戦で英ダービーの叩き」とか「マイルのG1」位の位置付けになってしまっているので、ワクワク感は断然こっちです。
1着賞金は$1,425,000。1億6000万円位です。
ペガサスワールドカップとかで麻痺していますが、そんなレースばかりではないです。
出走馬です。10倍を切る馬は色を付けています。
ケンタッキーダービーはポイントを稼いでいく方式になっています。
大体50ポイントで出走確実なのですが、うまくできていて、100ポイントの重賞(フロリダダービーとか)の2着で40ポイント。
これだけだと怪しいので、もう1つどこかで稼がないと確実にゲートに入ることができません。
今回人気になっているMcCraken(マッククラーケン)は40ポイントなので、エピカリス他数頭がエントリーしたら弾かれました。
日本のように賞金方式だと、2歳の重賞を勝っていれば出走できてしまいますが、アメリカだとそれは難しく、2歳重賞はBCジュベナイルで20ポイント。つまり、2歳でそこだけ勝った馬でその後散々だとケンタッキーダービーに出れません。
この方式は日本も考えて欲しいです。
「3歳ダートの重賞を増やせ」という声に対し、「ダートの重賞を増やすとその賞金でダービー出走してしまう問題」が出ますが、それもポイント制で解決です。
ダートの重賞はポイントをつけなければいいだけ。そうすれば自ずと出れません。
今年は非常に混戦模様です。
現時点で1番人気が(4-1)なので、5倍です。
Classic Empire(クラシックエンパイア)が前走のアーカンソーダービーをド派手な勝ち方をすればもっと人気になったかもしれませんが、そういう感じの勝ち方ではないですし、相手もポイントを十分稼いでいた馬じゃないため、「うーん」となるのも仕方ありません。
1980年以降、単勝1番人気が4倍を超えたケースは以下の場合です。
そんなに悪くないとみるべきか?ですが、ストリートセンスの時は2番人気がカーリンですし、割れる要素もありました。
5倍を超えるような混戦だと人気は当てになりません。
別のデータで持ってこさせてもらったのが以下のもの。
ここの所1番人気が4連勝をしています。
1990年代は1番人気全滅でしたが、2000年代以降はフサイチペガサスを筆頭にスマーティジョーンズ、ストリートセンス、ビッグブラウン、オーブ、カリフォルニアクローム、アメリカンファラオ、ナイキストと勝率は悪くありません。
2番人気の勝率は悪く1991年以降3勝だけ。シルバーチャーム、バーバロ、スーパーセイヴァーだけです。
記事は全部書いていればかっこいいですが、そこまでは無理です。適当に書いてあるものを。
強いなと思ったのはあんまりおらず、Always DreamingとGunnevera、Irish War Cry位かな。
ということで、予想はそのまま並べます。
◎ Always Dreaming(オールウェイズドリーミング)
〇 Gunnevera(ガンネヴェラ)
▲ Irish War Cry(アイリッシュウォークライ)
Irish War Cryはデビュー戦でピンと来た馬なので、応援はしています。
△ Girvin(ガーヴィン)
△ State Of Honor(ステイトオブオナー)
注 Thunder Snow(サンダースノー)
Classic Empire(クラシックエンパイア)はあんまり強い感じがしないので消し。
McCraken(マッククラーケン)も前々走は強かったけど、ブルーグラスSが案外だったので消し。
Gormley(ゴームリー)は前走最後一杯一杯に見えたので、外枠だと無理だと思って消し。
こんな感じです。
「注」としておいたThunder Snowの走りは大注目です。
もしこれがあっさり勝つようだと、エピカリスは余力充分でベルモントパークに乗り込めば、この辺の連中はみんなへばってしまうでしょうから、チャンスは出てくるんじゃないか?と思っています。
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