ドバイのステップレースがまた行われています。
少し前のもありますが、ドバイ本番でも意味がありそうな場合は記載します。
リアルタイムで書いていると1レースごとに書かないといけなくなり、それはそれで大変です。
Razorback Handicap(G2・オークローンパーク・ダート1700m)
毎年ここからドバイへ!というレースではありませんが、今年は繋がる可能性はあります。
ドバイワールドカップ出走予定もある4歳馬Gun Runner(ガンランナー)です。
相手がG1では荷が重いメンバーだったとはいえ、最内枠から先手を取り、そのまま後続を突き放しての圧勝。
勝ち時計1:40.97は相当立派ですし、着差も5馬身3/4差。
昨年のケンタッキーダービーのポイントリーダーであり、本番は3着。
トラヴァースS3着、BCダートマイル2着となかなかG1に手が届きませんでしたが、年末のクラークHで初G1制覇を成し遂げて年明け初戦。
Arrogateが不在であれば、アメリカの1番手として担える位の走りをしています。
Curlin Handicap(LS・メイダン・ダート2000m)
平場のオープンのハンデ戦。
昨年はレース名もないようなレースでしたが、カリフォルニアクロームが勝った影響なのでしょうか。今年からレース名が付きました。
道中は3番手位の内側を追走していた人気のMubtaahij(ムブタヒージ)。
4コーナーで前を行くAlabaster(アラバスター)を射程に入れ、直線で交わすだけかと思ったら、4コーナー手前から鞭をバシバシ入れられていた7歳セン馬のEtijaah(エティジャー?)に抜かされ、そのまま離されて敗れました。
勝ったEtijaahは7歳馬で重賞挑戦も無いのかな?という成績しかありません。今回もそうですし。
ドバイワールドカップどうのこうのではないので、どうするでしょうか。
2着に敗れた昨年のドバイワールドカップ2着馬Mubtaahijは、ドバイワールドカップ出走予定です。
この馬はドバイは良く走るので、今回の敗戦も気にしなくていいと思います。
UAEオークス(G3・メイダン・ダート1900m)
去年のPolar River(ポーラーリヴァー)はここからUAEダービーでしたが、今年はそんな感じではありません。
見るだけでいいレースです。
勝ったのはNomorerichblondes(ノーモアリッチブロンズ)でした。
「英語は区切りが無いと非常に読みにくい」というのが良く分かる名前になっています。
前走はUAE1000ギニーで2着。時計も特に強調できず。
2着がMidnight Chica(ミッドナイトチカ)という馬で、デビュー戦1着の後は10着→9着とぼろ負け中で激走。
荒れました。古今東西競馬はいつ馬が走るか分かりません。
Nad Al Sheba Trophy(G3・メイダン・芝2810m)
ドバイゴールドカップのステップレースです。ナドアルシバトロフィー。
長いレースなので、見ても仕方ないと思います。
知ってるのほとんど出てないし。
道中後方に控えた緑の勝負服にシャドーロールが断然の1番人気だったVazirabad(ヴァジラバド)です。
昨年のドバイゴールドカップの勝ち馬であり、ロワイヤルオーク賞2連覇中の欧州を代表するステイヤーですが、先に抜け出したBeautiful Romance(ビューティフルロマンス)にやられてしまいました。
昨年の勝ち馬でもある8歳セン馬のSheikhzayedroad(シェイクザイアッドロード)が3着。
勝ったBeautiful Romanceは5歳牝馬。
昨年末は豪州へ行きメルボルンカップで7着後にG2を勝利。G1だと掲示板がやっとというような成績ですが今回はいいレースでした。
上位陣は全てドバイゴールドカップで再戦します。
あんまり日本馬とは関係ないですね。
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