北米とドバイでも色々とレースが行われているので、さっと振り返りを。
ケンタッキーダービーは分かりませんが、UAEダービー、ゴドルフィンマイルだと『もしかしたら日本馬と戦う事になるかも=馬券になりそう』ということで。
UAE 2000 Guineas(G3・メイダン・ダート1600m)
UAEダービーの前哨戦の1つです。
Thunder Snow(サンダースノー)が非常にいい勝ち方というかインパクトのある勝ち方をしました。
ゴドルフィンの青い勝負服で顔に流星が無い方です。
道中は前に行きながら直線は外から並びかけたBee Jersey(ビージャーシー)を寄せ付けずにゴール前は大分流して5馬身3/4差。
昨年末のフランスでの2歳チャンピオン決定戦の1つであるクリテリウム・アンテルナシオナル(芝1400m)を5馬身差で圧勝してのココ。
2歳時に欧州で走っていたからそのまま行くのかな?と思っていたらここに来ました。
ライバルは1勝馬だったりしてフランスG1勝ちというのはこの中ではずば抜けた実績なので勝つのはさほど驚く事ではありません。
が、勝ち方がフランスでも良かったですし、初ダートも問題なくこなしています。
日本馬としては非常に厄介な1頭です。
Firebreak Stakes(G3・メイダン・ダート1600m)
こちらもメイダンから。
ゴドルフィンマイルの前哨戦の1つであるファイアーブレイクステークス。
勝ったNorth America(ノースアメリカ)は名前も記憶しやすく、そこは非常に楽な馬です。
先頭で4コーナーを回ってからぐんぐんと後続を突き放し、ゴールでは7馬身差。
これで昨年から数えて4連勝です。
一般戦とハンデ戦ばかりではありますが、過去3連勝は8馬身、8馬身3/4、1馬身1/4。そして今回の7馬身と圧勝の連続です。
過去このレースの勝ち馬ではSkysurfers、Variety Club、Tamarkuzとゴドルフィンマイルも制していますし、勝ち方を考えると非常に近い位置にいるかもしれません。
Sam F. Davis Stakes(G3・タンパベイ・ダート1700m)
こちらはアメリカから。
サム・F・デイヴィスSです。勝ち馬には10ポイントが与えられます。
去年はベルモントステークス2着したDestinが勝ったレースですが、それ以外で最近パッとした馬はあまり見当たりません。
今年は人気にもなっていましたがここまで3連勝中のMcCraken(マッククラーケン)が道中後方で外回して直線でライバルを捻じ伏せました。
Ghostzapper産駒のこの馬は、デビューから無傷の4連勝。
このレースは勝ち時計1:42.45でした。
それは、このタンパベイダウンズ競馬場のダート1700mにおいて、トラックレコードでした。
このレースでは去年の1:43.67も非常に良いタイムですが、これを1秒以上上回りました。トラックレコードですからね。
ケンタッキーダービーではブックメーカー各社が1番人気~3番人気位になっています。
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