2016年最後の記事です。
独断と偏見で2017年の注目馬です。
難しいですが、「これは走りそう」と思った馬は中心です。
海外については、ミーハーな選定ですので「おれ知ってた」的な話ができればいいですね。
日本
書きにくい。
なんせ多くの方が知っていますので、どうしても3歳馬ばかりです。
インウィスパーズ
1戦1勝です。
クリスマスイブに行われた阪神芝1800m戦で評判馬アドマイヤアゼリを3馬身半差つけて圧勝しました。
母の母がシンコウラブリイ。母がサムワントゥラブ。
抜け出してからペースを緩める事もなく、しっかりとゴール前まで走っていたのが印象的です。
シンザン記念に登録があります。
サトノクロニクル
サトノラーゼンの下で1戦0勝です。
プラチナムバレットにやられましたが、ゴール前の伸びと雰囲気はとても好きです。ダービー2着の兄貴より走りそう。
次は問題なく未勝利なら突破できるでしょうし、今の時期なら500万下でも問題なく突破できると思います。
アウトライアーズ
ひいらぎ賞を2倍を切るオッズで勝ちました。
百日草特別の3着馬ですが、次でなんなく突破するのが立派です。
2000m位までが良さそうですが、生で見たいなと思いました。
ムーヴザワールド
2戦1勝。
東京スポーツ杯で見て、これはカッコイイと思った1頭です。
どこまで強くなるか分かりませんが、雰囲気だけで言えば、重賞1つも勝てませんというような馬には思えませんでした。
頑張ってもらいたいです。
牝馬はソウルスターリング、リスグラシュー、フローレスマジック、アドマイヤミヤビという現在の有力組がかなり強いと思うので…。
北米
Classic Empire(クラシックエンパイア)
ベタですが、当然です。BCジュベナイルの勝ち馬です。
ここまで4戦無敗。
パイオニアオブナイルの仔で、ケンタッキーダービーのポイントも既に30ポイント稼いでいます。
Mastery(マスタリー)
3戦無敗です。
ロスアラミトスフューチュリティを圧勝しました。
父はCandy Ride。アメリカンファラオも管理したボブ・バファート厩舎です。
Shane’s Girlfriend(シェーンズガールフレンド)
2戦2勝の牝馬です。名前から当然牝馬。
デルタプリンセスという1600mのG3をぶっちぎってきました。
勝ち時計1:37.98は極めて優秀で、2013年のこのレースの勝ち馬であるTepinは1:38.95。
Miss Sky Warrior(ミススカイウォーリア)
3戦2勝で2勝はG3とG2です。
前走のドゥモアゼルS(G2)は最後寄られましたが、頑張りました。
母父にコンキスタドールシエロ、父はFirst Samurai(ファーストサムライ)です。
Irish War Cry(アイリッシュウォークライ)
隠し玉で1頭。
走るかどうかは分かりません。1戦1勝馬です。
デビュー戦は少しフラフラしながらの圧勝。
父はカーリン。1200mをこの時期で1:10.62は立派だと思います。
欧州
Churchill(チャーチル)
ベタですが、さすがにこの馬はピックアップするでしょう。
現在6戦5勝。ガリレオ産駒のオブライエン厩舎。
ナショナルSを4馬身1/4差、このデューハーストSでも後にBCジュベナイルターフで2着するLancaster Bomber(ランカスターボンバー)を寄せ付けませんでした。
お母さんも1000mで活躍した馬ですし、なんとなくマイラーでしょうね。
Thunder Snow(サンダースノー)
ゴドルフィンの馬です。6戦2勝。
前走のフランスの2歳G1であるクリテリウム・アンテルナシオナル(芝1400m)を5馬身差圧勝。
英国だとどうも結果が出てないので、フランスで走りそうな気はします。
Waldgeist(ウォルドガイスト)
ファーブル厩舎。3戦2勝。
フランス最後のG1であるクリテリウム・ド・サンクルーを勝利しました。
母はG3などの勝利もあるWaldlerche(ヴァルドレルシェ)。父はガリレオ。
Sir John Lavery(サージョンラヴェリー)
2戦1勝です。
映像はありません。
未勝利戦を7馬身差圧勝してきました。
これも父ガリレオにオブライエン厩舎。
母はRace For The Stars(レースフォーザスター)という馬で、母父にフサイチペガサス。
英国ダービーのダークホースの1頭です。
Rhododendron(ロドデンドロン)
牝馬です。
オブライエン厩舎で現在5戦3勝。
父ガリレオ、母は愛1000ギニーなどマイルのG1を3勝している名牝Halfway To Heaven(ハーフウェイトゥヘヴン)。
ドバイフィリーズマイル(G1)を2馬身半差で圧勝しています。
海外で注目してるレース
ペガサスワールドカップ
1月末にアメリカはガルフストリームパーク競馬場で行われるペガサスワールドカップ。ダート1800m。
総賞金が1200万ドル(約14億円)というとんでもない額になります。
California Chrome(カリフォルニアクローム)とArrogate(アロゲイト)の第2ラウンド。
California Chromeは悠々と地元でのレースを圧勝してきました。
Arrogateも2017/1/1。年明けまさに初戦をSan Pasqual Stakes(G2)に出走します。
相手も強力と言える馬もおらず、BCマイル3着のMidnight Storm(ミッドナイトストーム)位。
Arrogateが次も勝ち、ドバイワールドカップも制したら僅か2戦で10億を超える賞金を手にすることになります。
ドバイターフ
当然出走馬次第ですが、怪我でお休み中のSolow(ソロウ)とBCマイルで敗れたものの、昨年の主役の1頭あったTepin(テピン)の2頭の出走があるかもしれないため、純粋に楽しみです。
それに加えて日本から昨年の勝ち馬リアルスティールが。もしモーリスがいたら、と思うと残念ではありますが、2016年とはメンバーが違うと思います。リアルスティールは勝ち方は良かったので、勝てる相手だと思いますが、楽じゃないでしょうね。
(参考)2017年凱旋門賞オッズ
今はまだ先ですが、1番人気にはAlmanzor(アルマンゾール)が推されています。
サトノダイヤモンドもキタサンブラックも5番人気位。この相手なら条件さえ揃えば勝てると思います。
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