あまり書くことが無くなってきましたが、振り絞ってを調べています。
マカヒキはライバル脱落により2番人気まで評価が上がってきました。
実績などから2番人気で何ら不思議ではありません。
1番人気
カップルの場合は一番上の馬を着順とします。
【4.2.3.7】
- 2009年 Sea the Stars(シーザスターズ)
- 2008年 Zarkava(ザルカヴァ)
- 2005年 Hurricane Run(ハリケーンラン)
- 2001年 Sakhee(サキー)
勝率25%。実績として良いとみると悪いと見るかは分かれるところだと思います。
勝ち馬を見ると確かになかなかの名馬揃いです。
極端に悪くないですが、目を見張る程良くないです。
1番人気で2着はオルフェーヴルだけです。
凱旋門賞で1番人気になる程の馬でも馬券外にそこそこ沈んでいる現実があります。
今回の様に古馬で1番人気となっている馬だけで言えば
【1.2.1.4】
データとしては微妙です。
Treve(3年目)やMountjeuなどが沈んでいます。
ちなみに、マカヒキは2番人気です。
【3.2.3.8】
- 2013年 Treve(トレヴ1年目)
- 2003年 Dalakhani(ダラカニ)
- 2000年 Sinndar(シンダー)
まあまあです。
2番人気で牡馬のSinndarとDalakhaniはどちらもダービー馬でニエル賞馬。マカヒキもダービー馬でニエル賞馬で2番人気です。
2000年。
Sinndarの時の1番人気は、当時欧州で無敵を誇った昨年の覇者。4連勝中のMontjeu(モンジュー)。
2着にはフランスオークス馬でヴェルメイユ賞3着のEgyptband(エジプトバンド)、3着のVolvoreta(ヴォルヴォレッタ)はフランスオークス2着でヴェルメイユ賞馬。
高速決着が苦手なMontjeuは4着に敗れました。
2003年。
Dalakhaniの時の1番人気は、昨年の3着馬であり前年のBCターフや愛チャンピオンSなど勝利。3連勝中のHigh Chaparral(ハイシャパラル)。
2着は6歳でG1未勝利。やや長い距離を走ってきた人気薄のMubtaker(マブテイカー)。
この時は不良馬場。High Chaparralは3着に敗れました。
2016年。
マカヒキの時の1番人気は、昨年のキングジョージの勝ち馬で欧州古馬最強馬。6連勝中のPostponed。
今年のフランスオークス2着でヴェルメイユ賞馬はLeft Hand。
なんとなく2000年と雰囲気は似てる?かな。
いや、あの時のSinndarはニエル賞8馬身差のぶっちぎりでしたので、少しばかり違いますね。
でもSinndarは当時7戦6勝2着1回。マカヒキは6戦5勝2着1回。数字「は」似てます。
パリの天気は概ね晴れだけど、晴後雨のマークも。
さて、今年はどうなるでしょうね。
キングジョージ優勝馬
Highland Reel(ハイランドリール)が出てくることになりました。
今年は外回り営業先に厄介な馬が現地で待ち構えているため、内勤になったんでしょうかね。
BCターフにはflintshire(フリントシャー)をトップとするJuddmonte Farms陣営が待ち構えています。
香港ヴァーズではやっつけましたが、今度は相手の主戦場。露骨なペースメーカーも駆使してきますし、草刈り場とはいきません。
豪州も下手なレースに出てWinx(ウィンクス)と鉢合わせると、無傷ではすみません。
コックスプレートさえ外せば大丈夫だと思いますが。
香港カップに至っては春のQE2で大負けしてる上に、あの「エイシンヒカリ」が出てきます。
「エイシンヒカリ…う、頭が」という状況でしょう。モーリスもいるし。
JCの厳しさは尋常ではなく、ゴールドアクターを中心とする古馬に3歳馬。出てくるだけで褒めたいと思います。
となると、今年は凱旋門賞が一番戦いやすい舞台かもしれません。
私は人気薄なら積極的に狙いたい1頭です。グリーンベルトを走れる可能性が高いですし。
2000年以降同年のキングジョージ勝ち馬の成績はそこまで強調するものでもありません。
【1.0.2.3】
連勝したのはオブライエン厩舎の先輩であるDylan Thomas(ディラントーマス)。
3着はTaghrooda(タグルーダ)とHurricane Run(ハリケーンラン)。
有名どころだとDuke of Marmalade(デュークオブマーマレード)はこの年5連勝中でしたが、Zarkavaの7着でした。
分が悪いのは承知です。
そもそも期待馬が出てこないケース(Harbinger、Danedream、Novellist)が最近多かったと思います。
今年もキングジョージは大したレースではありませんでした。
ただ、注意は必要だと思います。
オブライエン厩舎
ガリレオ産駒鬼門の凱旋門賞に、ガリレオ産駒3頭出しとなったオブライエンさん。
相性云々言っても、手持ちの駒にそれが多いから仕方ないところ。
以下の馬が出走するらしいです。
- Found(ファウンド)
- Highland Reel(ハイランドリール)
- Order Of St George(オーダーオブセントジョージ)
ムスカみたいな雰囲気、インタビュー中に髪をいじる仕草、トレードマークのサングラス、レース直後の電話と話題に事欠きません。
しかし、レース直後に誰に電話かけてるのでしょう?
ジョン・マグナーに速報でも流してるのかな?だとしてもすぐ話す必要あるの?って思います。
3頭出しと聞くと「多い!」と思いますが、アイルランドダービーとか厩舎運動会になる場合も多いので、3頭位でびっくりしていたらアイルランドのG1なんて見れません。
英愛では普通の出来事です。
さて、そんなオブライエンさんの2000年以降の凱旋門賞の成績です。
【1.0.3.31】
オブライエンさんとしては、厳しい成績です。
ペースメーカーも含めてですが、それにしてもです。
特にここ5年は14頭出走し、最先着が2011年のSo You Think(ソーユーシンク)の4着。
So you thinkは好きでしたが、ここでは力を発揮できませんでした。
エクリプスSのWorkforceとのマッチレースはとてもカッコイイ走り。ベロ出してるけど。そんなのはどうでもいいです。
オブライエン厩舎での勝ち馬はDylan Thomas(ディラントーマス)。
3着馬にはHigh Chaparralが2回、Soldier of Fortune(ソルジャーオブフォーチュン)が1回。
オルフェーヴル1年目の時の2番人気のCamelot(キャメロット)、ナカヤマフェスタが2着した時の1番人気だったFame and Glory(フェイムアンドグローリー)とCape Blanco(ケープブランコ)、パリ大賞をレコード圧勝してきたScorpion(スコーピオン)。
数多の名馬が沈んできました。
今年の馬はどうでしょうね。Foundは少しチャンスはあるでしょう。
とはいえ3歳馬を送り込めませんので、今年のオブライエン厩舎の3歳馬の秋はパッとしません。
The Gurkha(ザグルカ)が無事なら…。
全く凱旋門賞には関係ないですが、あの馬の怪我→引退があまりにも惜しいです。
この3頭だとHighland Reelは立場上ペースメーカーでしょう。前に行って頑張ってますし。
かなり豪勢ですが、キングジョージの勝ち馬が引っ張る可能性が出てきました。
Order Of St Georgeに合わせるならスタミナ勝負に持ち込まないといけませんので、スイスイ引っ張ることに。
Foundに合わせるなら多少流した方がいいでしょうが、そこまでペースを上げないと思います。
直線でFoundを上手にエスコートできるかどうかが勝負です。
その1とその2です。
ここまではデータというか読み物ですね。
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