カリフォルニアクロームが126ポンドで1位獲得、それは分かるが…
ロンジンが発表している世界の馬のランキングが発表され、ドバイワールドカップを圧勝したカリフォルニアクロームが126ポンドで1位となりました。
詳細/http://www.ifhaonline.org/resources/WTRRankings/LWBRR.asp?batch=29
日本馬も頑張っており、
ドゥラメンテ 121ポンド 4位タイ
ゴールドアクター 119ポンド 8位タイ
リアルスティール 119ポンド 8位タイ
キタサンブラック 118ポンド 14位タイ
ラストインパクト 118ポンド 14位タイ
と皆さんとても素晴らしい強さを見せています。ちなみに、ドゥラメンテは「M」でのランクインなので、「1301m – 1899m」でのもの。
つまり、中山記念のパフォーマンスです。残念ながらドバイシーマクラシックでは121ポンドを超えるレーティングは得られませんでした。まぁ差がある2着だし仕方ありません。
香港でサトノクラウンやモーリスが勝つようだと、さらに日本馬は増えるかなって思いますが、これから欧州も本格的なシーズンイン。
120ポンドを超えた馬は圏外に弾かれる事はないと思いますが、そうはいっても頑張って維持してもらいたいです。
ドバイシーマクラシックを勝ったポストポンドは、次にコロネーションCか、プリンスオブウェールズSを予定しています。
エイシンヒカリと戦うことになるかもしれません。
しかし、眺めていてオーストラリアの2頭がなぜここまで高いのかが分かりませんでした。
さすがにオーストラリアのマイルとスプリントは追いきれません。
調べてみたら、Winx(ウィンクス)は只今連勝街道驀進中。
もう1頭のChautauqua(シャトークア)もスプリントとして猛烈な追い込みを決めている馬なので、さすがに派手です。
Winx(ウィンクス) 5歳牝馬 17戦11勝。現在9連勝中!
昨年のコックスプレート含む9連勝でG1だけで6勝しています。強いですね。
今年に入ってからは4連勝中で、G2のアポロステークスを皮切りにチッピングノートンステークス(G1)→ジョージライダーS(G1)→ドンカスターマイル(G1)と勝っています。
今年に入ってからマイルで強さを発揮し、前走のドンカスターマイルを快勝しました。
これが評価対象だと思います。
「着差が地味なのになんで?」と思うでしょうが、Winxは8ポンド13オンス=56.7キロ。
2着馬が7ポンド13オンス=50.3キロ、3着馬が7ポンド12オンス=49.9キロというのもあり、2馬身差でも評価されます。
それに牝馬ですからねー。ハンデ差があります。
父はStreet Cry(ストリートクライ)です。
2走前に勝ったジョージライダーSはリアルインパクトが勝ったレースでお馴染みですが、あのレースもいいレースとして確立してくればいいなと思います。
Chautauqua(シャトークア) 5歳セン馬 21戦11勝。今年はG1を2勝。
こちらも非常に強いスプリンターです。
なかなかスプリンターは成績が安定しにくいですが、ここまで3着以下に2回しかなっていません。
レースを見れば分かりますが、芦毛の追い込み馬なので、これは人気が出そうです。
父はEncosta de Lago(エンコスタドラゴ)。スプリンターズSを勝ったウルトラファンタジーや、香港で大活躍したセイクリッドキングダムなどなど。
日本にも現役でキャンベルジュニアがいます。
前走のTJスミスS(G1)では、1200mで最後方から追い込んで差し切りという非常に見ていてスリリングなレースをしました。
次はロイヤルアスコットということで、キングススタンドSか、ダイヤモンドジュベリーSのどちらかということです。
世界にはいろいろな馬がいます。これを追いかけるのは大変です。
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