写真で振り返る 第58回京成杯 レース回顧

レース

外からジェネラーレウーノが好スタートを切ります。
内でコスモイグナーツが行く感じを見せ、真ん中のキャロット組(エイムアンドエンドとサクステッド)、デルタバローズ辺りも前に行きます。

最内でイェッツトの蛯名騎手が外を見ながら下げていきました。
また、真ん中ダブルシャープは脚をバタバタとした直後にゲートが開いたのもあり、後手に。その上両サイドから馬が殺到してきたもんだから結果最後方になってしまいました。

コズミックフォースは五分に出て外のスラッシュメタルが気持ち遅かったのもあり、スペース十分で不利なく真ん中をキープできました。
スタート直後の有利不利は少ない中山2000mですので、スタートの上手下手はありますが、思い思いの位置取りをしていたと思います。

この時期の中山の写真って感じがします。暗くなってしまうのが…。

ジェネラーレウーノがすんなり走っていますが、エイムアンドエンドは少し行きたがっていますし、デルタバローズもそう。
外からギャンブラーが巻き返し、コズミックフォースは行きたがる事もほぼなくしっかりとキープ。
まだ多くの馬が脚質も定まっていませんので、ここまでがどうなのかが難しい。

コスモイグナーツが内枠もあり先頭で向正面へ入ります。
西日に向かって走りますので、ジョッキーは眩しいでしょうね。もちろんゴーグルはしていますが…。

コスモイグナーツが先頭に立ちます。
離れた2番手にジェネラーレウーノがつけ、サクステッドにエイムアンドエンド、デルタバローズと先行集団。

ギャンブラーとロジティナ、ヤマノグラップルと続いて外からライトカラカゼ、内にイェッツト。
コズミックフォースが真ん中やや後ろで内にタイキフェルヴール、持っていかれているスラッシュメタル。

後方にジョリルミエールにダブルシャープが最後方という展開です。

ペースは35.4-59.7ですので、途中11.8というペースアップもあり、コスモイグナーツが少し離したとはいえ、2番手のジェネラーレウーノにしても35.7-60.2位で通過していますので、悪くありません。過去京成杯で入りの3Fが36.0を切ったのは以下の3回だけ。

  • 2004年/35.3 フォーカルポイント
  • 2008年/35.8 マイネルチャールズ
  • 2012年/35.1 ベストディール

2004年のマイネルマクロス(OP勝ち有り)以外は力の差があったにせよ、ほぼ先行馬総崩れ。
やはりこの時期の中山で60秒切って粘るのは明け3歳馬では苦しい感じはします。

ペースも上がってしまうので、イェッツトは道中で肩鞭が入っていますし、コズミックフォースも無理についていかなかったのはあるとは思いますが、徐々に下がって後方へ。
ついていくのも辛いですが、これ位でびっくりしててもダメなのが難しい所です。G1だともっと激流になりますし。特に最近の皐月賞。

コスモイグナーツがスイスイ離していますが、後ろは溜めるところは溜めていたと思います。
1200m位まで徐々に後ろとの差が離れていますし、決してそんなこともないと思いますが、行くしかないんでしょう。それは立派です。

4コーナーにかけて徐々に馬群が詰まります。
たださすがにOP勝ちの馬です。飲まれる事無くコスモイグナーツが先頭で4コーナーへ。2番手にジェネラーレウーノ。

大外にシャドーロールのコズミックフォースとダブルシャープ。
道中からかかってしまい、直線でもフラフラしているデルタバローズの後ろから白い帽子のイェッツト。サクステッドもいい感じです。

ややエンジンが十分かかっていない様子に見えたものの、この時点ではコズミックフォースが差し切れるかな?という見方でした。
伸びてきそうな雰囲気はありましたので、軸馬として勝っていたという贔屓目もあり、そう見たんでしょう。
ペースが流れていたので、前が崩れるかなと思っていました。

直線に入り、コスモイグナーツを交わしジェネラーレウーノが先頭に立ちます。
中山の日向と日陰のラインを先頭で通過したジェネラーレウーノ。デルタバローズは人気背負ってましたが、早々に脱落。

大外に持ち出したコズミックフォースが直線入り口で真っ直ぐ走りだしてからは一瞬反応しましたが前をすぐ抜けませんでした。
ライトカラカゼもコーナーから非常にいい加速をしていましたので、仕方ありません。

イェッツトは前のライトカラカゼが少しよれたスペースをロジティナとの争い。
1.7頭分位のスペースでしたので、騎手も馬も突っ込めるギリギリでしょう。デビュー2戦目ですが、ガッツがありました。

坂を上がってもジェネラーレウーノの脚色は衰えることなくゴールへ向かいます。
ロジティナはスペース争いでイェッツトに後れを取り脱落。あそこで反応しきれる馬でないと1勝馬以上の戦いとなると負けてしまうんでしょうね。
イェッツトが来る前にコースを塞げた位置にはいたので、最後の脚を考えるとややもったいなかったかもしれません。

サクステッドは流れに乗っていい感じで前を目標に走っていましたが、最後は前にいたジェネラーレウーノに離されてしまいましたので、1勝馬と2勝馬の差を感じました。
坂を上ってから走りが乱れてしまったので、このペースで先行して乗り切るスタミナが現状では足りなかったということかもしれません。
レースは上手でしたので、次に期待。自己条件ならすんなりの可能性も感じます。

ライトカラカゼは4コーナーの雰囲気がかなり良く、コズミックフォースが抜くのに苦戦したのが分かります。
ゴール前は離されていますので、最後はバテてしまいましたが、外回ってこの走り。直線ふらふらして悪い所もありますが、相手なりに走れそう。

ものすごい追い方でジェネラーレウーノ。

馬群を割ったイェッツトは立派ですね。
前走もそうですがゴールまできっちり伸びており、直線は良かったと思います。
ただ、道中から促しているように、13秒台が入ったデビュー戦とは違う流れで戸惑ったのかもしれません。
ペースアップに耐えられなかった馬もいる中、しっかり最後まで走れていたので、一定水準以上の力は見せたと思います。

2着のコズミックフォースは上がり35.4で追い込んできました。
エンジンの掛かりが遅いのが気になりましたが、直線はいい脚です。
勝ちそうに見えたのですが、勝ち切れなかったミクロコスモスの仔らしいというか。
こちらも道中無理しなかったとはいえ下がっていったので、中団のまま追走をしっかりできると違うんでしょうけどね。

他には大外ぶん回したダブルシャープが伸びてきていましたが、最後方では届きません。
スタート直後で走路が無かったとはいえ、苦しいレースになってしまいました。

デルタバローズはパドックからずっとあの調子だと苦しい。
落ち着くのが必ずしもベストではないとは思いますが、ある程度余力をもって走っていないと流れに合わせてペースアップ、ペースダウンができません。
私はかかってしまう馬に頻繁に乗っていますが、たまたまタイミングがあえば、という博打になってしまい、安定して勝つのは不可能です。

最後は余力十分でジェネラーレウーノはゴールへ。これで芝2000mを3連勝です。
ペースは決して緩くないですし、ある程度差してくる馬が優勢だった中、先行して押し切ってラストも12.3-12.2と上げてゴールへ。
追い方がああなっていて、重心を下げて思いきり走っている感じもしないし、何とも不思議な馬です。

パドックではウルサイですが、走るといい意味で「ソラを使う」というか力を抜いて走っています。距離はかなり持ちそうですので、菊花賞とかで忘れた頃に激走しそうな雰囲気を感じます。
直線もしっかり走っていましたし、スタートも上手。クラシックで頭を悩ませる1頭です。
今年はダノンプレミアムという古馬マイラーと比較しても遜色ない時計で走る先行馬がいるのもややこしい。皐月賞で激突でしょうけど、先手取れるかなぁ。

上位はある程度しっかりした馬が来ました。
やはりこれ位流れると誤魔化せませんね。

 

その他

ダノンプラチナが久々に勝ちました。もっとネズミ色でしたが、徐々に白くなってきたかな。
アデイインザライフも久々で期待しましたが負けてしまいました。順調に使うってのも難しいですね。次に期待です。