2018 ケンタッキーオークス+その他北米の感想

2018 Longines Kentucky Oaks(G1・チャーチルダウンズ・ダート1800m)

ケンタッキーオークスです。
出走馬は以下の通り14頭立てとなりました。

細かい出走馬の情報はこっち参照で。

ケンタッキーダービーに英2000ギニー。欧米でクラシック開幕。

2018.05.01

レースはこちら。

ペースはTake Charge Paula(テイクチャージパウラ)が握り、2番手にSassy Sienna(サッシーシエナ)
3番手にMonomoy Girl(モノモイガール)という展開です。

Midnight Bisou(ミッドナイトビソウ)は若干分かりにくいですが、前後ろ離れてる後方集団の真ん中にいる赤い勝負服です。

ペースは23.48-47.70で流れます。
向正面を走っている時のカメラワークというか視点が独特なので、チャーチルダウンズらしいカメラワークです。

4コーナーで青っぽい勝負服のMonomoy Girlが先頭に立ち、直線へ。
ピンク色の勝負服が外から一気にWonder Gadot(ワンダーガドット)が追い詰めます。

直線は一騎打ちになり、外からようやくといった感じでMidnight Bisouも差を詰めますが、前とはかなり差がありました。

半馬身差振り切ってMonomoy Girlが勝利。これで7戦6勝2着1回という素晴らしい成績です。G1は2勝目。
TapizarというTapit産駒の仔で勝利しましたので、北米もポストTapit争いが徐々に出てくるかもしれません。

勝ち時計1:49.13は結構優秀で、最近は50秒切れなかったのが続きましたが、切ってきました。
Untapableが4馬身半突き放した時が1:48.68、Rachel Alexandraが20馬身1/4差で圧勝した時が1:48.87。Bird Townが3馬身1/4圧勝した時が1:48.64。
最近は49秒切るとブッチギリ確定みたいなレースなので、この時計で一騎打ちは珍しい気がします。馬場が良かっただけか?

The win took place in front of the Kentucky Oaks fifth-largest crowd on record, 113,510 people, Churchill Downs reported.

ということで、過去5番目に113,510人の観戦者がいたそうです。
ケンタッキーダービーはもっと多くなるので、チャーチルダウンズは大変です。
行ったことある人は分かると思いますが、大井競馬場と大差ないので、イメージすると異常な数字になるかと。

そして思わず見てしまうルイビル周辺のAirbnbのお値段。

さすがに上の方は6桁の数字が並び、周辺だと436188円が最高ですね。ベッド4台。一軒家貸し切り。
本当に金のかかる観戦です。

 

2018 Alysheba Stakes(G2・チャーチルダウンズ・ダート1700m)

アリシーバSです。
なかなか面白いメンバーが揃っていました。

昨年のケンタッキーダービー馬Always Dreaming(オールウェイズドリーミング)がとりあえず1番人気。ケンタッキーダービー後は全然ダメでしたが、一応前走はガルフストリームパークマイル(G2)を2着してちょっと復調?

ほぼ同じような評価を得ているBackyard Heaven(バックヤードヘヴン)。3戦2勝。重賞も初めて。前走一般戦を1馬身1/4。うーん、全然分からないけど、なぜかほぼ同率扱いです。

昨年トラヴァースS5着、ジョッキークラブゴールドカップ4着、クラークH2着とG1へなかなか手が届いていないGood Samaritan(グッドサマリタン)。前走G2を勝ってココ。

BCダートマイル3着のAwesome Slew(オーサムスルー)、古豪Hoppertunity(ホッパーチュニティ)は東京シティC(G3)という大井競馬で行われていそうなレースを6馬身半で圧勝してきました。

逃げるケンタッキーダービー馬Always Dreamingに真っ向から戦いを挑むBackyard Heaven。

4コーナーで先に手が動いたのはAlways Dreamingの方。
直線は沈むケンタッキーダービー馬を後目に、グングンと突き放し、Hawaakom(ハワーコム)という人気薄の馬が2番に上がり、3着にGood Samaritan。

結果は4馬身半の圧勝。
Always Dreamingはケンタッキーダービーを勝った競馬場で、1年前は素晴らしいレースをしていましたが、アメリカ馬らしく成長も失速し5着。

Backyard HeavenはTizway産駒の4歳馬。
これで4戦3勝。

 

2018 La Troienne Stakes(G1・チャーチルダウンズ・ダート1700m)

こちらはG1のラトロワンヌステークスです。
名牝ラトロワンヌの名はメジロアサマの母スヰートの母の母の母に名前が出てきます。

アリシーバSにはケンタッキーダービー馬が出てきましたが、こちらはケンタッキーオークス馬Abel Tasman(アベルタスマン)が登場です。BCディスタフ2着以来。断然人気です。

何度も戦いエイコーンSでは1馬身差まで迫ったSalty(サルティ)。とはいえAbel Tasmanには全敗です。
Martini Glass(マティーニグラス)はロイヤルデルタS(G3)→アゼリS(G2)と2連勝。ここにきて勢いがあります。

こちらは4コーナーで外に出した赤い勝負服に★マークのAbel Tasmanが左鞭で必死で追いますが、前を一向に抜けません。
そんな馬を横目見ながら、最内スルスルとSaltyが抜け出します。

粘るFarrell(ファーレル)相手に、内から抜け出して1馬身3/4差。
ケンタッキーオークス馬も沈んでAbel Tasmanは4着止まり。Martini Glassが3着。

勝ったSaltyは昨年のケンタッキーオークスは5着で、何度もG1ではAbel Tasmanの後塵を拝してきましたが、ここで初勝利です。
G1も初勝利。

 

2018 Edgewood Stakes(G2・チャーチルダウンズ・芝1700m)

ざっくりです。
3歳牝馬限定の芝のG3。

デビューから4連勝中でBCジュベナイルフィリーズターフを勝利しているRushing Fall(ラッシングフォール)
当然断然の1番人気でしたが…。

逃げ粘るRushing FallとDaddy Is a Legend(ダディイズアレジェンド)が叩き合う中、外から一気にToinette(トワネット)が。
実況も興奮していますが、なかなかの追い込みでした。

これで4戦3勝2着1回という堅実派で、これが重賞初挑戦で初勝利。
Scat Daddy産駒です。

負けたけどRushing Fallもきっちり2着を確保し、3着にDaddy Is a Legend。
大体人気上位が上位を占めました。