クラックスマン、年明け初戦盤石。2018ガネー賞。




2018 Prix Ganay(G1・パリロンシャン・芝2100m)

ガネー賞です。

Cracksman(クラックスマン)がロンシャンにやってきました。
今年はさすがに凱旋門賞に出てくるでしょうが、オッペンハイマーさんがどう決断するか?です。

ライバルは昨年の凱旋門賞2着馬でドバイシーマクラシック3着だったCloth Of Stars(クロスオブスターズ)、オペラ賞勝ちでBCフィリー&メアターフ2着のRhododendron(ロードデンドロン)
他のは少し落ちる感じがします。

レースはゴドルフィンのセカンドであるWren’s Day(レンズデイ)がペースを作り、2番手にCracksman、3番手にニエユ賞3着のFinche(フィンチェ)。
後方の紺色一色がRhododendron、最後方付近の全身青がCloth Of Starsという展開です。

直線にかけてじっくり流れ、直線半ばでスイスイと逃げたWren’s Dayに並びかけ、大きなフォームで一気に後続を突き放していきます。
Cloth Of Starsも後方から追い上げますが、Rhododendronとの3着争いで精一杯。

最後は内埒付近まで寄っているので、オープンストレッチ特有の走り方としてはこうなるのかな?
何回か開催されていますが、下級条件だと割とまっすぐの走っているイメージですが、G1ともなるとこうなるのかもしれません。

2着は4馬身差離されたものの、G1なんて初めてで重賞も初めてのWren’s Day。
3着にCloth Of Stars、4着にRhododendronという結果に。

今年の春の予定としては、5/27のタタソールズゴールドカップ→6/20のプリンスオブウェールズSという感じで10Fをやはり中心に走っていきそうな予定になっています。

凱旋門賞のオッズはエネイブルとの2強体制は変わらず。
去年はデットーリ騎手の関係で使い分けましたが、今年は使うと信じたい。

クリンチャーにとってはどっちか1頭でも…なので、まぁ頑張ってほしいです。

パリロンシャン競馬場はこんな感じです、という紹介動画です。
こういう見せ方は参考になりますが、オープンストレッチのところは別のアングルで見てみたかったです。

Un tour de piste avec Antoine Hamelin !

Prenez la place du jockey Antoine Hamelin, le temps d'un tour de piste du Prix Ganay ! 🏇

France Galopさんの投稿 2018年4月29日(日)

 

bet365 Gordon Richards Stakes(G3・サンダウン・芝2000m)

ゴードンリチャーズステークスです。

ここを勝利したのは昨年の英セントレジャー2着のCrystal Ocean(クリスタルオーシャン)。
今年はクラックスマンと同じローテで行きそうな感じですが、この辺りがどこまで通用するか?です。

2頭の叩き合いです。
内でSir Evelyn de Rothschild(サー・エヴェリン・ド・ロスチャイルド)氏の持ち馬のCrystal Ocean。
外がThe Queen(エリザベス女王)の持ち馬Fabricate(ファブリケイト)。

貴族の遊びっぽさが出てましたね。