ケンタッキーダービーへ向けての北米。あと香港、フランス。

2018 Santa Anita Derby(G1・サンタアニタパーク・ダート1800m)

2強対決のようなオッズになっています。

BCジュベナイル3着で前走サンフェリペS(G2)を勝ったBolt d’Oro(ボルトドーロ)
一般戦2連勝をどちらも圧勝しているJustify(ジャスティファイ)

アメリカのレースですので見るのが楽です。
先頭を走るのがJustify、2番手がBolt d’Oroです。

後は直線までそのまま。最後外に持ち出す感じでコーナーを走ったJustifyがBolt d’Oroの追撃を退けます。
Bolt d’Oroに3馬身差の圧勝劇。

これでデビューから3連勝でG1制覇。
9馬身半→6馬身半→3馬身と相手が強くなって着差は縮まっていますが、それでもこの走りは立派です。
父はScat Daddy。バファート厩舎。

この勝利でケンタッキーダービーのオッズが2番人気位まで浮上しました。

 

2018 Blue Grass Stakes(G2・キーンランド・ダート1800m)

ブルーグラスSです。正式名称はトヨタブルーグラスS。

人気はどちらも年明け負けていますが、BCジュベナイルの勝ち馬Good Magic(グッドマジック)、ブリーダーズフューチュリティの勝ち馬Free Drop Billy(フリードロップビリー)
他にはタンパベイダービー2着のFlameaway(フレームアウェイ)など。

これも「ザ・アメリカレース」なので、見るのが非常に楽です。

逃げる11番がGood Magic、並んで走る12番がFlameawayです。
3番手の2番がSporting Chance(スポーティングチャンス)、4コーナーから上がってくる10番がFree Drop Billy。

直線は突き放しはしないものの、Good Magicが最後まで粘って勝利。
2着はFlameaway。
3着は直線でふらふらしたため、Sporting Chanceが降着でFree Drop Billyが繰り上がりました。

さすがにこの相手ならGood Magicも負けないでしょう。

 

2018 Wood Memorial(G2・アケダクト・ダート1800m)

昨年からG2となってしまっているウッドメモリアルです。

前走ゴーサムSを勝ったEnticed(エンタイスト)。
タンパベイダービー4着のVino Rosso(ヴィーノロッソ)、一般戦を前走勝利しただけだけど、バファート厩舎というだけのような気がするRestoring Hope(リストリングホープ)。

この3頭だけ見てればいいだけなので、楽です。アメリカは楽だなぁ。

直線まで名前も出てるので、解説はまぁ不要ですね。

直線では2頭のマッチレースになりました。内でEnticed、外でVino Rosso。

ゴール前で先に止まったのはEnticed。
3馬身差でVino Rossoが完勝。

前走タンパベイダービー4着ですし、特別な馬じゃないですね。

 

2018 The Sprint Cup(G2・シャティン・芝1200m)

イメージは3強です。
ファインニードルが出走を決めたチェアマンズスプリントプライズの前哨戦になります。

G1を連続2着(センテナリースプリントカップ、クイーンズシルヴァージュビリーカップ)と一歩勝ててないBeat The Clock(ビートザクロック)
昨年の香港スプリントの勝ち馬Mr Stunning(ミスタースタニング)はセンテナリースプリントカップ2着(同着)。
少し離れて香港スプリント5着のAmazing Kids(アメイジングキッズ)

レースはPeniaphobia(ペニアフォビア)です。2番手にMr Stunningがつけます。

直線に入ると馬なりでMr Stunningが先頭に立ちますが、内からWinner’s Way(ウィナーズウェイ)、大外から追い込んで来たBeat The Clock。
最後は2頭で叩き合い、大外からMr Stunningを差し切ったBeat The Clock。

Beat The Clockはここにきてかなり強くなっていて、香港で3着以下はないです。G1で連対を続けていますので、ファインニードルにとっては厄介な相手になるでしょうね。
父はブラックキャビアに負け続けたHinchinbrook(ヒンチンブルック)。

 

2018 Chairman’s Trophy(G2・シャティン・芝1600m)

アルアインが出走予定のQEⅡの前哨戦です。マイルだけど。

人気は香港マイルの勝ち馬Beauty Generation(ビューティージェネレーション)。クイーンズシルヴァージュビリーカップを勝ってきました。
距離短縮で多分向かない香港カップの勝ち馬Time Warp(タイムワープ)。こちらも前走は2000mの香港ゴールドカップを勝ちました。

スチュワーズカップ2着→クイーンズシルヴァージュビリーカップ3着と安定しているFifty Fifty(フィフティフィフティ)。
追い込みが人気のPakistan Star(パキスタンスター)もいます。

一応逃げているのはTime Warp。
先行馬を見ているのがBeauty Generationがいます。最後方の緑がPakistan Star。

Beauty Only(ビューティーオンリー)は5番なので、真ん中より少し後ろ。

直線でTime Warpや6番のFifty Fiftyが沈みます。
内でBeauty Generationが抜け出そうとした所、大外からBeauty Onlyが一気に抜き去り、間からWestern Express(ウエスタンエクスプレス)が間から。

1着でBeauty Onlyが駆け抜け、2着にWestern Express、3着Pingwu Spark(ピングースパーク)
Fifty Fiftyは8着、Time Warpは最後沈んでビリです。Time Warpはこの距離は本当にダメだな。

勝ち時計1:32.84。

Beauty Onlyは7歳で昨年の香港マイル7着ですからね。今更この馬が勝っても…という馬です。

 

2018 Prix d’Harcourt(G2・パリロンシャン・芝2000m)

昨年はクロスオブスターズが勝利したアルクール賞です。

このレースのステップであるエクスベリー賞(G3)がこんな感じでした。
雪で去年の菊花賞みたいな感じの勝ち時計となり、比較したり考えたりしにくいレースになってしまっていました。

今年の人気はニエユ賞3着でG2勝ちもあるFinche(フィンチェ)はそれ以来。
2016年のクリテリウム・ド・サンクルーの勝ち馬Waldgeist(ワルドガイスト)

雪の中エクスベリー賞を勝利したAir Pilot(エアーパイロット)。2017年2連勝で占めたCentury Dream(センチュリードリーム)。他。

パリロンシャン競馬場です。

直線が特徴的で、直線に入ってから内側がグッと開くコースになっています。
内も詰まってしまって…というのを避ける目的ではあるらしいですが、内は詰まるから内側なのであり、これだとどうなのかな?って思います。

レースは外から一気にAir Pilotが人気薄のRoyal Julius(ロイヤルユリウス)を差し切りました。

とにかく馬場が悪く、2000mの勝ち時計が2:14.58です。悪すぎる。
この馬場なので、こういうのが大得意であろうAir Pilotが勝ち、人気の赤い勝負服のWaldgeistは5着まで、最内を狙ったFincheは伸びきれずに6着に沈みました。

Air PilotはZamindar産駒の9歳馬。
9歳になって重賞を2連勝しています。不思議な馬です。

 

2018 Prix La Force(G3・パリロンシャン・芝2000m)

こちらもヘビーな馬場で行われたラフォース賞です。
3歳馬の中距離の一戦です。ここの上位陣はフランスダービーへ向かいます。

特に勝ち馬が優れているとかではないですが、日本にも馴染みの馬が1番人気でしたので。

勝ったのは道中2番手の黒丸の勝負服Chilean(チリアン)

直線でその後ろの白い帽子が追いかけます。これが1番人気のStudy Of Man(スタディオブマン)です。
なかなか差が詰まらずに1馬身1/4差で勝利しました。

これで5戦3勝。
2017年の最後はドンカスターでのレーシングポストトロフィーでサクソンウォーリアーに6馬身差の6着でしたが、ここはしっかり勝利しました。

2着だったStudy Of Man。父ディープインパクト。母セカンドハピネス。母父ストームキャット。マンボネフューの弟です。
昨年の9月のデビュー戦2馬身差の勝ちから久々のレースでしたが、負けてしまいました。
ただ、悪いレースではないので、フランスダービーまで無事に行ってほしいですね。

 

その他(フランスの未勝利)

Rabdan(ラブダン)という馬がちょっと前に2戦目で勝利。9馬身差。
フランケル産駒、ファーブル厩舎。

この勝ち方だけで英国ダービー5番人気位になりました。といっても同率が一杯いますが。。。