2018 ドバイワールドカップデー 有力馬と展望




今年のドバイも日本馬が出走するG1レースは馬券が売られることになりました。

海外の馬はおろか日本馬も取捨選択が難しいです。出走予定馬から有力馬をまとめていきます。
展望は記載しましたが、予想は別途します。

予想はこっちに

2018ドバイミーティング 予想と展開

2018.03.29

オッズは大体のオッズです。見方は海外競馬で困るのは誰がどんな馬なのか以前に、勝負服とかが分かりません。そのため、色とかを記載しています。
※適当に加筆修正をしていきます。

メイダンの公式トレイラーです。アロゲイトから1年ですか。
その次を継いだガンランナーはここで勝つことなく引退し、馬の世界はどんどん変わりますな。

 

2018 ドバイゴールデンシャヒーン(G1・メイダン・ダート1200m)

日本馬はマテラスカイが出走します。
勝ち時計は1:10.50前後で決着します。昨年の勝ち馬はMind Your Biscuits(マインドユアビスケッツ)。今年も出走します。

日本馬はここは苦しいのは否めません。
ただ、北米のスプリンターが揃って出走予定のため、面白いレースが展開されそうです。

ブックメーカーのオッズを見ても分かる様にロイエイチが断然の評価です。
2倍を切るオッズとなるのが濃厚で、この馬を巡る戦いになります。
ちなみに、もう1頭Wild Dude(ワイルドデュード)が出てきます。勝負服緑。マハーブアルシマールの3着馬。

今年は例年になく軽めのダートでした。
ほとんどの前哨戦が逃げ切りかそれに準じた勝ち方なので、4コーナーである程度前に行きたいです。
マイキャッチやジョーダンスポーツも前に行く馬ですが、それを見る形で4コーナーから進出し、直線で突き放していく可能性もあります。

マインドユアビスケッツは去年は追い込みが決まりましたが、今年は馬場含めどうでしょうか?
エックスワイジェットはロイエイチと同じ馬主ですが、やはり長い休みがあり、前走圧勝とはいえ一般戦。
前走圧勝して来たジョーダンスポーツがスピードに乗れれば、という前提付きでロイエイチの相手になると思いますが、他は少し格下感があります。

ロイエイチの相手探しです。

 

Roy H(ロイエイチ)/2017BCスプリント1着

断然人気が予想される1頭です。
2017年のBCスプリントの勝ち馬であり、2016年まで普通の馬でしたが、2017年以降は一気に出世し、それ以来6戦5勝2着1回という成績を収めています。

前走はパロス・ベルデスS(G2)をもったままで圧勝。
このレースがスプリント戦とは思えない走りをしています。
元々、3月上旬のトリプルベンドS(G1)に出走すると思っていましたが、そこは出ず。久々でもなんてことないですし、特に気になっていません。

 

X Y Jet(エックスワイジェット)/一昨年の2着馬

一昨年の2着馬であり、芦毛で見やすい1頭です。名前も分かりやすいし。
前走はサンシャインミリオンS(LS)で圧勝。相手も大したことないですが、2017年末に復帰してこれで2連勝。

力は落ちている感じはしませんが、G1勝ちもないですし、強力メンバー相手にどこまで走れるか?でしょうね。

 

 

Mind Your Biscuits(マインドユアビスケッツ)/昨年の勝ち馬

昨年は後方から鮮やかに差し切って勝利でした。
一昨年のBCスプリント2着もあり、北米でも上位のスプリンターです。

昨年はこのレースの勝った後、G2を勝ちましたがG1では悉く敗戦。
フォアゴーH6着、BCスプリント3着、シガーマイル2着と勝てず、今年になって初戦の前走はただの一般戦に出たのに差し切れず2着。ちょっと昨年とは臨戦過程は違うかな。

 

Jordan Sport(ジョーダンスポーツ)/前哨戦7馬身1/4差勝ち

前走のスーパーサタデーのマハーブアルシマール(Mahab Al Shimaal)を勝利してきました。

勝ち方が派手で7馬身1/4差もそうですが、勝ち時計も優秀でした。
今年のメイダンは比較的高速馬場でしたが、それでも毎回1:11.0を切って走っていますし、時計勝負でも大丈夫そう。
G1は初出走ですが、どこまで戦えるでしょうか?試金石です。

ドバイWCデーの前哨戦。ドバイスーパーサタデー。

2018.03.11

 

2018 ドバイターフ(G1・メイダン・芝1800m)

日本馬はヴィブロス、クロコスミア、ディアドラ、ネオリアリズム、リアルスティールが出走します。
勝ち時計は(最近は)1:47.50前後で決着します。昨年の勝ち馬はヴィブロス。今年も出走ですね。

日本馬 vs ゴドルフィン vs バリードイルというような構図です。
ヴィブロス、ネオリアリズム、リアルスティールは日本で見たかった…。大阪杯の賞金を倍に上げた方がいいんじゃないの?
日本馬は私よりも見ている人の方が分かっていると思うので、下手な事は書かない。

ここは日本馬がかなりの確率で勝利ができる気がします。
昨年に比べると随分相手が弱いですし、ベンバトルがエースでは…。サンダースノーでも出てきてほしかったです。
今年は芝も軽いので、時計勝負になると思います。

人気の盲点になっていそうなのがランカスターボンバーか。香港マイル5着もさることながら、BCマイル2着は上位に位置すると思います。
先行できる強みもありますし、人気にならないのであれば狙いたい。

6Fで惨敗後に距離を延長して安定して来たジャヌービも差はありません。
ザビーマイルを勝っていますし、ジェベルハッタでも先行してベンバトルとほぼ差のない3着。オッズ的に妙味はあるはず。

普通に走ればリアルスティールとネオリアリズム、ヴィブロスが格上ですが、その中では先行しやすいネオリアリズムと休み明けは走るリアルスティールを上位にしたいです。

 

Benbatl(ベンバトル)/ジェベルハッタ2着

ゴドルフィンの中距離のエースとしてここに登場です。
今年に入ってG3→G2と2連勝し、前走はジェベルハッタでG1勝利を狙うも2着。

昨年も英ダービー5着、キングジョージ5着と割と走っていましたが、メイダンが合っているのかもしれません。
ただ、相手が今までのレースとは比較になりません。力で言えば1番人気になるのか?って思います。
母は2011年仏オペラ賞、BCフィリー&メアターフ2着、2012年フラワーボウル招待の勝ち馬であるNahrain(ナーレイン)です。

ドバイで前哨戦開始。Al Maktoum Challenge R1他の感想

2018.01.13

ドバイのレースと東京新聞杯の予想とか

2018.02.03

ドバイWCデーの前哨戦。ドバイスーパーサタデー。

2018.03.11

 

Lancaster Bomber(ランカスターボンバー)/2017BCマイル2着

こちらもオブライエン厩舎。昨年のBCマイルでは2着。その後の香港マイルでは5着でした。
フランケルに負けて有名なExcelebrationの弟として、こちらも2歳時からBCジュベナイルターフ2着などG1勝つのも時間の問題かなと思っていましたが、なかなか勝てずにここまで来ました。

決め手不足は血統か?BCマイルも内からじっくり走りましたが、きっちりやられました。

 

Trais Fluors(トライスフルーオルス)/2017シャンプラ賞2着

昨年フランスでブレイクしかけてダメだった1頭です。

デビュー戦から無傷の4連勝で1番人気で挑戦したシャンプラ賞ではThunder Snow(サンダースノー)の2着。
ジャック・ル・マロワ賞でもそこそこ走ったものの4着まで。

昨年はそこまでで、今年年明け初戦はシャンティイのオールウェザーで行われるモンジュー賞。
ドバイ前哨戦の1つでかつてはSolow(ソロウ)が走るレースでしたが、今年はそこから始動してHunainaの2着。

ブックメーカーだとそこそこ人気していますが、どうかなぁ。サンプルは前走のモンジュー賞。

2017 ジャンプラ賞 レース感想

2017.07.11

 

Monarchs Glen(モナークスグレン)/ダーレーS(G3)勝ち

フランケル産駒の4歳セン馬。

初勝利は早い方だったと思いますが、そこから伸び悩んで重賞勝ちは昨年シーズン末のダーレーS。
その時はその前のレースも勝っていて2連勝で終わりました。

今年は知る限り1回も走っていませんのでぶっつけ。
クロコスミアと同じくらいの人気になっていますが、G1なんて初めて。

ダーレーSでは香港カップ8着、イスパーン賞2着のRobin Of Navanをやっつけているので、一定水準はあるとは思いますが…。どちらにしても日本馬に比べると格下の感じはします。