写真で振り返る 2017JBC レース感想




第7回 JBCレディスクラシック(Jpn1・大井・ダート1800m・重)

断然人気が予想されたクイーンマンボが出なくなったので、困りました。
押し出されるように1番人気となった3連覇がかかるホワイトフーガ。前走大きく離されてしまいましたが、それでも2着を確保。

アンジュデジール、ワンミリオンス、プリンシアコメータといった上位人気馬も一長一短ありますし、すんなりは決まらなそうな感じはしていました。

ファンファーレです。
ここから3レース全てファンファーレだけは真面目に撮りました。

 

スタートでララベルが少しフラッとしています。
ホワイトフーガは若干後手ですかね。誤差ではありますが。

押して押してプリンセスバリューとその内側のプリンシアコメータが先頭へ。
その後ろからララベルとホワイトフーガ、ディアマルコやキンショーユキヒメなどなど。

1コーナーまでやや距離が短いので、前に行く馬はしっかりと前に行きます。
ララベルの真島騎手がチラッと外を振り返ります。
ホワイトフーガは前、内、外に馬がいます。こういうのもあまり楽じゃないですね。

向正面になったらコーナーワークもあって内のプリンシアコメータが先頭に立ちます。
2番手にプリンセスバリュー、ララベル3番手と外キンショーユキヒメ、内ワンミリオンスがいてホワイトフーガがその後ろ。

ホワイトフーガは見た感じあまりいい走りには見えませんでした。
アンジュデジールやアンジュデジールといった馬が続き、後ろの方はタガノヴェローナやシルキークィーン。
ラインハートはポツンとした位置の内目。その後ろに3頭が追走しているという状態です。

勝ったララベルはいい位置にいました。
また、レディスプレリュードの時は37.8-62.1。2F目が11.9。
今回は37.9-62.7。2F目が12.4。

割とすんなり位置も決まり、前に行った組はじっくりペースアップができたと思います。

4コーナーで外からララベルが一気に先頭付近へ。
その後ろでホワイトフーガは遅れ、ちょっと厳しそうな雰囲気。

直線は2頭のマッチレース状態に。
内から粘るプリンシアコメータに外からララベル。
ホワイトフーガが沈み、馬群からワンミリオンス、外目からアンジュデジールも追い込んできます。

しかし前とは大きく差がありますが、大外に持ち出したラインハート。
これは上手というか内を選択して走り、直線できっちり外へ。
中央で揉まれていたとはいえ、ここの所の成績では…という低評価を覆すだけの走りでした。

しかし前とは差があります。
2頭は一歩も譲りません。

ゴールでは一旦前に先んじたプリンシアコメータでしたが、ラスト100mで最後差し返したララベル。
大井所属馬として、地方競馬所属馬として初制覇です。

比較的前が有利な流れだったとは思いますが、それでもいい叩き合いでした。
ララベルは554kgと非常に大きい馬です。こんなに大きいんですね。

ホワイトフーガは走りが悪く、追ってからとかそういう問題でもなさそうな負け方。3連覇は難しいです。