今年も来てくれるかな?イキートスがドイツでG1制覇。他のレース。




Grosser Dallmayr-Preis(G1・ミュンヘン・芝1m2f)

ダルマイヤー大賞です。
ドイツの2000mのG1です。

人気は3歳馬、ドイツダービー2着のEnjoy Vijay(エンジョイビジェイ)。
ドバイシーマクラシック4着のPrize Money(プライズマネー)、イタリアはローマ賞を制しているPotemkin (ポチョムキン)。
昨年末のカタールダービーを制したNoor Al Hawa(ノーアアルハワ)。
昨年のクリテリウムドサンクルー2着以降イマイチなBest Solution(ベストソリューション)、そしてJC16番人気も7着入線のIquitos(イキートス)

各国の馬が揃っている感じがして面白いです。

レースはまぁ分かりません。
解説するのが非常に困難です。
第一、向正面でパトロールビデオみたいなのになってしまうとどうしようもないです。

直線に入ると白い帽子のBest Solutionが先頭に立ちます。
そこから後方内目にいた黄色い勝負服の内をするすると。JCを思い出すIquitosの走り。
先頭に立つと後方からBest Solution、離れてPotemkin、その外からEnjoy Vijayも差を詰めますが、前とは差がありました。

ゴールでは1馬身半差。
去年はこのレース4着でしたが、今年はきっちりと勝ちました。
JCで7着後、今年はG2を2戦連続2着していました。G1はきっちり勝利。去年見せ場もあったJCですし、今年も来てほしいです。

 

久々にドイツ競馬を見たらSilvery Moon(シルバリームーン)が勝っていたらしい。
ウシみたいな感じなので、ブチコを見る感じで。

 

Prix Rothschild(G1・ドーヴィル・芝1600m直線)

牝馬限定のマイルG1、ロートシルト賞です。

人気は昨年の勝ち馬であるQemah(ケマー)。昨年はG1を2勝し、今年は前走アスコットのG2を勝利してきました。
イスパーン賞3着などあるUsherette(アシャレット)、前走ファルマスS勝ちのRoly Poly(ローリーポーリー)。

まぁ普通の重賞レースです。
直線競馬なので非常に見にくいのは相変わらず。
道中は2つに分かれます。馬場の真ん中を先導するのはRoly Poly、埒側を先導するのはUsherette。

エンジの帽子Qemahは最後方から。

先頭を走るRoly PolyにUsheretteが並びます。
埒沿いについたQemah、黒い勝負服Siyoushake(シヨウシェイク)に白っぽいのが3歳馬Via Ravenna(ヴィアラヴェンナ)

抜け出したRoly Polyにグイッと前を抜いたVia Ravennaが追い詰めますが、クビ差位出ていました。
今年のフランス1000ギニーの7着、8着馬のワンツー。

勝ったRoly PolyはこれでG1を2連勝。オブライエン厩舎でライアンムーア騎手です。次はメイトロンS。
最近少し調子を落としていた感じもしましたが、しっかりとこの厩舎はこういうG1を拾います。

 

Shuvee Handicap(G3・サラトガ・9f)

北米の色々なレースがありましたが、なかなか面白かったレースはこれなのでまずはこれを。
他のG1は別途。

勝ち馬はPaid Up Subscriber(ペイドアップサブスクライバー)です。
前走Songbirdの2着だったこの馬は、これはなかなかお目に掛かれない勝ち方でした。

3頭立てですが、他の2頭もそこまで弱っちい馬ではありません。
Terra Promessa(テラプロメッサ)はアップルブロッサムHでStellar Wind(ステラウィンド)の2着、前走のG3は2着に7馬身半差。
Apologynotaccepted(アポロジーノットアクセプテッド)という無理矢理つけた名前の馬は前走G2で昨年のBCディスタフ3着のForever Unbridled(フォーエバーアンブライドルド)の2着。

そんな3頭のレースです。3頭立て。馬券買えばさすがに当たるでしょう。

見た方が早いですが、4コーナーで先頭に立ったPaid Up Subscriberが先頭に立って後続を離します。
実況もこれじゃあ言う事無いでしょうね。

2着との着差は実に32馬身半。
セクレタリアトもびっくりの着差です。なかなか無いでしょう、これ。

10馬身位なら特に北米なら見ますが、20を超えるレースはほぼ見たことがありませんので、「これは私が乗っても勝てる」という数少ないレースです。