2017 英国1000ギニー レース回顧

Qipco 1000 Guineas Stakes(G1・ニューマーケット・芝直線1マイル)

牝馬クラシックです。
牡馬は完全に英ダービーと別物ですが、まだ牝馬の方が多少関係はある気がします。

1番人気はG1を3勝した名牝Halfway To Heavenを母に持ち、父ガリレオにオブライエン厩舎。Rhododendron(ロードデンドロン)。ツツジちゃん。
昨年のニューマーケットの1マイル戦。フィリーズマイルで2馬身1/4差の圧勝。それ以来の年明け初戦です。全くこの厩舎は…。

ライバルはAbdullah Saeed Al Naboodahが馬主でジョン・ゴスデン厩舎の2頭。
年明けにニューマーケットの7FのG3を勝ってきたDaban(ダバン)。2戦2勝。
マルセル・ブサック賞3着でこちらも年明けきっちり勝利してきたDabyah(ダブヤー)

英国でも平地のレースが活発化してきました。

2017.04.23

フランケル産駒の大物として早くから注目されたものの、G2を勝ち切れずに4戦2勝で昨年は終了し、今年初戦で挑むFair Eva(フェアエヴァ)

オブライエン厩舎からNo2であるHydrangea(ハイドランジア)。あじさいちゃん。
フィリーズマイルは同厩舎のライバル相手に2着。北米に遠征してのBCジュベナイルフィリーズターフはビリになってしまいましたが、レパーズタウンの1000ギニートライアルではきっちり勝利してココ。

道中は馬群の真ん中にいた真っ黒の勝負服Rhododendron。
前の紫のHydrangeaが少し邪魔したような…。あそこで開けないと。

それで進路変更を余儀なくされ、外埒方向へ。
それを後目にピンク色の勝負服、芦毛のWinter(ウィンター)が最も馬場の真ん中にいる赤い帽子のデットーリ騎手騎乗のDaban、ピンク勝負服Fair Evaを振り切ります。

後方外埒方向から青シマシマのTalaayebと一緒にRhododendronが伸びてきます。
ゴール前に行くにつれてどんどん差をつけ、前と差を詰めていきます。

しかし、途中のロスもあり2馬身差の2着。1着はWinterでした。3着にクビ差でDaban、4着Talaayeb、5着にFair Evaと入線。

勝ち時計1:35.66。良いですね。

2016年までは別の厩舎でしたが、2017年からオブライエン厩舎に移籍してきました。
それにしてもまたオブライエン厩舎、またガリレオ。幸いライアン・ムーア騎手は2着だったので、「またかよ」感は少しだけ薄れましたが、その程度。

4戦2勝。前走はレパーズタウンの1000ギニートライアルでHydrangeaの2着でした。

 

Charm Spirit Dahlia Stakes(G2・ニューマーケット・芝1m1f)

牝馬限定のG2中距離戦です。

人気のSomehow(サムハウ)が3馬身1/4差で勝利しました。
昨年の英オークス4着、愛オークス5着とイマイチでしたが、昨年最後はスノーフェアリーS(G3)を7馬身差でぶっちぎり、2017年シーズンは初戦は負けましたが2連勝。
10戦5勝。

Alexandrova(アレクサンドローヴァ)は2006年に英オークス、愛オークス、ヨークシャーオークスと英愛オークス三冠に輝いた名牝。

ちなみに、ここもオブライエン厩舎にムーア騎手。

 

Derrinstown Stud Derby Trial Stakes(G3・レパーズタウン・芝1m2f)

レパーズタウンのダービートライアルです。

結果を言えば、オブライエン厩舎のワンツースリー。上位3頭全部ガリレオ。やり過ぎだよ。マジで。

1着は4コーナー先頭の緑勝負服Douglas Macarthur(ダグラスマッカーサー)
2着は外のYucatan(ユカタン)。この子は1番人気。
3着の芦毛はCapri(カプリ)。この馬は結構期待の1頭でしたが、今年に入ってからイマイチ。

勝ったDouglas Macarthurの母はAlluring Park。
姉には同じガリレオ産駒でデビュー未勝利のまま英オークスをぶち抜いたWas(ワズ)がいます。

英ダービーはちょっと人気になりましたが、まだ穴馬です。