ケンタッキーダービートライアル。北米の2つのレースと2つ。

San Felipe Stakes(G2・サンタアニタパーク・ダート1700m)

ケンタッキーダービーのトライアルであるサンフェリペステークスです。

2014年の勝ち馬はCalifornia Chromeであり、2016年の3着馬はプリークネスSの勝ち馬Exaggerator。1989年の勝ち馬はご存知サンデーサイレンス。
この辺りから後のタイトルホースが徐々にきっちりと出てきます。

レースは序盤から人気馬3頭のレースになりました。
逃げたのが1番人気、デビュー3連勝中のMastery(マスタリー)、2番手のGormley(ゴームリー)も2歳G1勝ちのある有力馬、3番手外目のシャドーロールがIliad(イリアド。イリアスでもいけそうだけど)も2連勝中の前走G2勝ち馬。

後はまぁ…。

4コーナーで3頭が並ぶも真ん中のGormleyの動きが悪く、直線はMasteryの1人旅。
最後は6馬身3/4差。勝ち時計1:42.28。時計は良くも悪くもなく。強調する数字ではありません。

マイク・スミス騎手にバファート厩舎。デビュー4連勝土付かず。

 

Tampa Bay Derby(G2・タンパベイダウンズ・ダート1700m)

Sam F. Davis Stakesの再戦というメンバー構成です。
ただ、勝ち馬だったMcCraken(マッククラーケン)が軽いアクシデントで回避したため、2着からの馬だけで。

北米とドバイの各種トライアル。UAE2000ギニーなど。

2017.02.12

レースは3コーナー過ぎからぐーんと進出したTapit産駒の芦毛Tapwrit(タップリット)が直線で突き放して4馬身半差の圧勝。
デビュー戦こそ大負けしましたが、少し休んで2連勝。前走はMcCrakenに完敗した2着でしたが、ここではきっちりと勝利してきました。

少しケンタッキーダービー本流のレースとは違う感じなので、大体アーリントンカップの勝ち馬位の見方ですかね。

 

Frank E. Kilroe Mile(G1・サンタアニタパーク・芝1600m)

ここからは古馬のレースです。

注目はDortmund(ドルトムント)だったと思います。
ケンタッキーダービー3着、パシフィッククラシック3着、オーサムアゲイン2着、BCダートマイル4着とCalifornia ChromeとAmerican Pharoahの前に敗れ去っていましたが、ダート古馬としては十分上位に位置しています。

4番ゲートの白いシャドーロールです。
が、レースでは4コーナーではついていけずにブービーから8馬身位遅れたビリ。
勝ち馬のBal a Bali(バルアバリ)はブラジルでのG1勝ちはあるものの、北米では昨年のこのレース3着が恐らく一番まとも。

他の馬も実績としては大差ありません。

しかしこの大敗。
日本でも芝からダート、ダートから芝は苦労しますが、それは万国共通。

「北米のダートはスピードが求められる⇒芝でも大丈夫」という単純な方程式で求められるものでもありません。
僅かな特性が結果にここまで影響するという競馬の難しさを感じたレースです。

 

Santa Anita Handicap(G1・サンタアニタパーク・ダート2000m)

2強対決の様相です。
1頭は前走ペガサスワールドカップ2着だったShaman Ghost(シャーマンゴースト)
BCマイル3着で年明けサンパスカルSを勝利して重賞2連勝中のMidnight Storm(ミッドナイトストーム)

レースはスイスイ逃げるMidnight Storm相手に、後続がプレッシャーかけながら。
3コーナー過ぎ位から3番の黒い勝負服に白いシャドーロールのShaman Ghostの手が動き出します。

直線は逃げるMidnight Stormに鞭をバシバシ入れてShaman Ghostが追いかけます。
少し外によろよろしながらも、ゴール前に一気に伸びて3/4馬身Shaman Ghostが差し切って勝利。

上位2頭が他の馬より4ポンド(約1.8kg)位斤量が重い中の勝利なので、Shaman Ghostが名実ともに2番手集団のトップになった感じです。
昨年のウッドワードSに続いてG1は2勝目かな。