2017 ドバイミーティング 前哨戦(2月上旬まで)




日本馬がドバイに65頭(91競走)の予備登録がありました。

そんな感じですので、日本でも馬券が売り出されるでしょう。
ライバル馬のチェックも含め、ちょこちょこと書いていきます。こういうブログを書いているので、後でまとめてドカンだと何かと大変です。

自分のメモ含めて。
特に今の時期だと雑です。まだ有力馬もハッキリしないので、大体わかれば。

 

2017 Al Maktoum Challenge R2(G2・メイダン・ダート1900m)

ドバイのメイダン競馬場からドバイワールドカップの前哨戦の前哨戦みたいな位置付けでもあるAl Maktoum Challenge(アルマクトゥームチャレンジ)の第2ラウンド。

最内からのスタートとなったFuria Cruzada(フリアクルサーダ)は好スタートから内側をじっくり走り、道中は中段。
直線早めに抜け出しました。

それを後方から少し前が詰まるシーンもありながらも(3番)、同じような位置から馬群を割ってきたSecond Summer(セカンドサマー)
最後は両者マッチレースのような展開になり、僅かにFuria Cruzada(フリアクルサーダ)が粘り切って1着。

大きめの白い☆マークの勝負服がLe Bernardin(レバーナーディン)。
この馬はAl Maktoum Challenge R1の勝ち馬ですが、ここは4着。とはいえもう8歳馬ですし、G2になると毎回足りない感じの馬ですので、こんなもんでしょう。

勝ったFuria Cruzada(フリアクルサーダ)は5歳牝馬。
アルゼンチンでクリアドレス大賞(亜G1・ダ2000m)、ジルベルトレレナ大賞(亜G1・ダ2000m)という2つのG1を勝利しています。
この辺は例えばマルペンサ(サトノダイヤモンドのお母さん)とかも勝ったレースです。3歳牝馬限定戦。
昨年は欧州で走り、G2で2着などありましたが、G1のヨークシャーオークスでは6着。ダートに変わって良くなったのかな?

ドバイワールドカップに出走を予定しています。

 

Stewards’ Cup(G1・シャティン・芝1600m)

香港スチュワーズカップです。
香港はさほどメンバー構成が変わらないので、毎回そこそこのメンバーが揃う戦いと言えばそうですが、飽きないですかね。

レースはBeauty Flame(ビューティーフレーム)が先導し、Contentment(コンテントメント)が2番手。
直線は早めに抜け出したContentmentを、馬場の真ん中から良い脚で伸びてきたHelene Paragon(ヘレンパラゴン)。香港マイルの2着馬です。

さらに外からJoyful Trinity(ジョイフルトリニティ)、内から黒っぽい服のAble Friend(エイブルフレンド)、大外から香港マイルの勝ち馬であるBeauty Only(ビューティーオンリー)も追い詰めましたが届かず。

勝ったHelene Paragon(ヘレンパラゴン)は香港マイル2着はありますが、多分G1初勝利。

ドバイターフに向かう可能性があります。

まぁこの辺が敵になるならリアルスティールやヴィヴロスからしたらそんなに恐れるに足らずですが、Solow(ソロウ)Tepin(テピン)、ジャック・ル・マロワ賞を勝っているゴドルフィンのRibchester(リブチェスター)などの出走が考えられているので、この馬は脇役候補。

 

Cape Verdi(G2・メイダン・芝1600m)

ドバイからがケープヴェルディステークスを。

道中3番手につけたゴドルフィンの青い勝負服Very Special(ベリースペシャル)。牝馬です。
昨年の勝ち馬ですし、ここも人気をして直線。外に持ち出してからバテずに伸びて最後は内から伸びてきたOpal Tiara(オパールティアラ)に半馬身位差をつけての勝利。

昨年もこのレースを勝ち、次のバランシーンも勝利して挑んだドバイターフでは6着。
昨年は欧州でファルマスS(牝馬のマイルG1)を走り、Alice Springs(アリススプリングス)の2着もあります。

もう1回挟むかどうかは分かりませんが、こちらもドバイターフを目標にしているようです。

 

Al Rashidiya(G2・メイダン・芝1800m)

G2であるアル・ラッシーディヤです。

前走シングスピールSを勝っているLight The Lights(ライトザライツ)が逃げました。
それを直線、またしてもゴドルフィンのPromising Run(プロミシングラン)が差してきて、残り100mから馬体を併せての叩き合い。

最後は外のPromising Runがぐいっと抜け出し勝利。こちらも牝馬です。
昨年はアスコットでも走り、コロネーションS(3歳牝馬G1)で5着、ブリティッシュ・チャンピオンズ・フィリーズ&メアズステークスは11着。
G1だとなかなか敷居の高い馬ですが、ドバイでどこまで変わるか?でしょう。

2着のLight The Lightsと共に、ドバイターフが目標っぽい。

今年の相手だとなかなか厳しい戦いにはなると思います。