阪神で上がり32.7。きらさぎ賞出走のサトノアーサーの可能性。

きさらぎ賞に注目のサトノアーサーが出てきます。

シクラメン賞で前半65秒程度の超スローの上がり勝負とはいえ、阪神で上がり32.7を叩き出したのは事実です。
もちろん破った馬達のその後があまり芳しくないですし、強かったとはいえ所詮は2歳戦。
果たして真贋の程は如何に?というのも分からないでもありません。

ただやはりレース上がり33秒台で自身の上がり32.7を阪神で叩き出すというのは、長い競馬の歴史でも少数の特別の馬しか達成していないのもまた事実です。そんなパフォーマンスをしてきたお馬さんたちをざっと振り返りましょう。

対象は以下の通りです。

  • 阪神競馬場
  • 芝1600m以上良馬場
  • 2000年以降の2歳限定戦

合計422レースの内、レース上がり33秒台のレースを勝ち切ってきた(もしくは上位に来た)馬達をピックアップすると以下のようになります。

28レースが該当しました。

錚々たるメンバーが並んでいます。僅か7%程の勝ち馬の中にダービー馬2頭を含むG1馬4頭。
レース最速を叩き出して負けた馬の中にもショウナンパンドラ、ダノンシャークと言ったG1馬も含まれています。
これからG1馬になるかもしれないエアスピネルなど含め、数多くの有力馬の指標と言っていい活躍ぶりです。

他にも重賞には手が届かなかったものの、朝日杯で好走したリベルタスやNHKマイルカップ3着もあるリルダヴァル、期待も高かったラウンドワールドやバンドワゴン(まだ現役ですが…)という馬もいます。

「前半スローの上がり勝負」とはいえこういうレースを勝ち切る、もしくはそれに近い末脚を発揮するというのは言うほど簡単ではなく、ある一定水準の能力が無ければできないということです。

加えてサトノアーサーはレース上がり33秒台の勝ち馬の中で、唯一32秒台に突入して勝った馬です。
もう1つの唯一を達成しているのは2000mで唯一レース上がり33秒台のレースで勝っている父ディープインパクトでしょう。

当然試金石の戦いになりますが、まずは素直に信じてもいいレベルだと思います。

 

将来G1馬になるかどうかは怪我なども関わってきますので分かりません。
しかし、過去の名馬と比較して遜色ないどころか「格別」と言っていい勝ち方でした。
ゴール前跳ねるようなステップと坂を登り切ってからの伸びは素晴らしいものがありました。

ここは素直に本命。少ない頭数なら最内枠だろうがノビノビ走れそうですし。

対抗はわかんないけどすんなり行けそうなタガノアシュラかなぁ。
今まで先行してやられていて、差してきっちり勝ったエスピリトゥオーゾも怖い1頭だと思います。母の母が重賞勝ち馬のリトルオードリー。
そんな事言ったらスズカメジャーのお母さんもスプリングサンダーですので、重賞連対馬ですね。