英国クラシック最終戦。第240回セントレジャーステークス。

セントレジャーステークス(G1・ドンカスター・1m6f132y・Good)

もはや英国3冠は死語に等しいので、「英国クラシック」というのももはや合ってないようなものです。
キャメロットが3冠取ってくれればまだ違ったでしょうが…。

今年はこんなメンバーで行われました。

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中心は英国ダービー3着、愛ダービー2着で前走グレートヴォルティジュールSを勝ったIdaho(アイダホ)です。
前走は強かったですし、ここはオブライエン厩舎としては3頭出しのエースとして登場します。

前走逃げてリステッドをクビ差位で勝ったMuntahaa(ムンタハー)も有力視されていますが、どうでしょうかね。

前走同厩舎のIdahoに敗れたものの前々走G3勝ちのあるHousesofparliament(ハウスオブパーラメント)。
無理矢理名前を詰めましたね。国会議事堂ですか。

G2のカラカップを勝っているSword Fighter(ソードファイター)は当時まだデビュー2戦目だったHarzand(ハーザンド)に未勝利戦で戦って2着に敗れています。

などなどのメンバー構成です。オブライエン厩舎はみんなガリレオ産駒です。

レースは予想通りMuntahaaが逃げます。
2番手にはSword Fighterがつけ、3番手にThe Tartan Spartan(ザタータンスパータン)

後ろの内にVentura Storm(ベンチュラストーム)に外にHousesofparliament。その内にIdaho、後ろにHarbour Law(ハーバーロー)。後方の内にHarrison(ハリソン)で最後方がOrmito(オーミート)

逃げるMuntahaaがマイペースで逃げていて直線で叩き合いになります。


この前にアイダホが直線で落馬しました。

で、外からHousesofparliament、内で粘るMuntahaaは苦しいです。
最内からVentura Stormと叩き合いになりますが、先に抜け出した2頭を後ろから大外からHarbour Law(ハーバーロー)。

ゴール前は大熱戦です。3頭が並びました。

最後はオレンジの勝負服Harbour Lawが差し切って勝利です。2着のVentura Stormとは3/7馬身差、その後ろのHousesofparliament とはアタマ差と大接戦です。
4着馬は逃げたMuntahaaですが、3着とは10馬身離れています。

勝ち時計は3:05.48。バラツキが大きいレースですので何とも言えませんが、普通だと思います。

 

しかしアイダホの落馬は…・

ゴール前は激しく良いレースですが、アイダホは直線で躓いた所でバランスを大きく崩してしまいました。
前脚が滑ったというより後ろが滑った感じですかね。騎手は怖いです。幸いにして騎手は無事だそうです。良かったですね。

これで6戦3勝でG1初勝利です。
父はLawman。母はAbunaiという馬です。
母の母であるIngoziの仔で北米(主にカナダ)で走ったミスケラーという馬は日本に輸入され、ディープとの仔がいるそうです。

Victory gave Laura and Ian Mongan’s 20-strong stable a fairytale success and a first Classic triumph for an Epsom-based yard since Right Tack won the 1969 2,000 Guineas.

とありました。

エプソムを拠点としている馬では1969年のRight Tackの2000ギニー以来のクラシック勝利らしいです。

次はどこに行くかは分かりません。
Idahoは一応凱旋門賞にも名前は入っていますし、今回は走ったとは言えないので余力はあるでしょうが落馬の次で勝つなんてそれこそ前例がありません。

強い馬だけにもったいないですが、これも競馬ですかね。