無敗を継続中。La Cressonniereのノネット賞。

ノネット賞(G2・ドーヴィル・芝1m2f・Good)

フランス牝馬2冠を制してここまで7戦無敗のLa Cressonniere(ラクレッソニエール)が下半期初戦はノネット賞でした。圧倒的1番人気。

2番人気にはサンタラリ賞馬のJemayel(ジェマイエル)です。
とはいえフランスオークスは9着でしたし、前走のナッソーSでもMinding(マインディング)から2馬身半差の3着に敗れているので、2番手集団がいい所でしょう。

他はここまで4戦3勝で重賞初挑戦のNezwaah(ネズワー)が次ですが、大分差があります。
5頭立てです。

ノネット賞も地味ですが案外日本に関係の多いレースです。

1995年にはダンスパートナーが出走して2着でした。勝ち馬はMatiara(マティアラ)。
2000年の3着馬が名牝レーヴドスカーです。勝ち馬はDi Moi Oui(ディモアウィ)。
2005年の勝ち馬はヴィアンローズです。今年のダービーに出走したアジュールローズのお母さんです。
2010年の勝ち馬はリリーオブザヴァレーです。今年の青葉賞馬でダービーも人気になったヴァンキッシュランのお母さんです。

というように、このレースに出走した馬の仔は案外日本でも走っています。

レースはペースメーカーであるOuezy(ウェズィー)が逃げて先導します。
2番手のエンジ帽子がJemayelです。3番手の白一色に紫帽子がLa Cressonniereです。

直線でペースメーカーを挟んで人気の2頭が内と外へ分かれます。
外からJemayelが並びかけますが、最後は内からもう1伸びしたLa Cressonniere。

前半スローだったのもあり、ラスト2Fが11.26 – 10.68という数字が出ています。
とはいえスローペースもスローペースです。
2000mの勝ち時計が2:11.77。一昨年同じように無敗でここを勝利したAvenir Certain(アヴェニールセルタン)も同じようなタイムです。

同日の牝馬限定の2歳新馬戦の勝ち時計が1:47.61。
このレースの1600m通過が1:49.83。

上がりが高速のため、ある程度時計はまとめています。
それでも2歳新馬に比べて2秒以上遅い1600m通過ですので、道中は消耗は全くなかったでしょう。
このレースで得られる情報はスローペースなら上がりは出せるという位なものです。

日本で考えると、シンハライトが2000mのレースに出てきて、スタートから新馬戦に劣るペースで走ってラスト2Fで格下相手に切れ味勝負で勝利してもそんなに評価は高まらないでしょう。

どう判断するかは結構難しいですが、私は懐疑的です。もちろん強いと思います。負けてませんし。
それでも、この勝ち方も含めてAvenir Certainに被るんだよなーというのが率直な感想です。

なお、ノネット賞を勝ってその後凱旋門賞を制覇した馬となると1980年のDetroit (デトロワ。カーネギーのお母さん)まで遡ります。
それ位凱旋門賞とは縁が遠いレースです。

それでもこのレースを受けて少しだけLa Cressonniereのオッズが下がりました。
4番人気に支持している所が多いですね。
凱旋門賞オッズ