第151回アイルランドダービー レース回顧

第151回 アイルランドダービー(G1・カラ・1 1/2m・Good To Yielding)

出走馬はこんなメンバーです。
毎年強いのと弱いのがハッキリしている印象があります。
今年は英ダービー馬がいて、英ダービー組が人気です。

アイルランドダービー出走馬

過去のレースを見ると、良い馬が揃っています。
ジェネラスも黄金の鬣がカッコイイですが、ガリレオも綺麗な馬です。

今年は英愛ダービー制覇を狙うHarzand(ハーザンド)が1番人気です。
2番人気にはそのダービーで3着だったIdaho(アイダホ)です。

レース映像はこれです。

レースを先導したのはHarzandのペースメーカーであるEbediyin(エベダイン?)。
2番手にPort Douglas(ポートガス)で3番手のシャドーロールがHarzand(ハーザンド)です。

その後ろの流星が2番人気のIdaho(アイダホ)ですので、ピッタリマークをしています。
後方内のシャドーロールが3着になるStellar Mass(ステラーマス)で、紫勝負服がShogun(ショーグン)、外の黒服がClaudio Monteverdi(クラウディオモンテヴェルディ)です。
後方内の青がMoonlight Magic(ムーンライトマジック)、赤帽子と袖が水色のがRed Verdon(レッドヴェルドン)です。

カラは草原を走ってるだけにしか見えず、かつカメラが遠くて判別しにくいのが難点です。
Harzandは大きなシャドーロールなので分かりやすくでいいですね。こういう時特徴があるというのは見る時には非常に助かります。

4コーナーまではペースメーカーが作った流れを淡々と追走し、レースは4コーナーから動きます。
一気にHarzandが外から仕掛け、Port Douglasもろとも抜き去り、外から一気に先頭で直線迎え撃ちます。

直線ではモンジューの勝負服でお馴染みのマイケル・テイバーさんの所有の2頭(Port Douglas、Idaho)に追われます。
しかしPort Douglasが脱落し、Idahoが追い詰めますが、抜くには至りません。
後方からはStellar MassRed Verdonも走っていますが、2頭とは差がありました。

最後まで抜かせなかったHarzandIdahoを1/2馬身振り切ってゴール。そこから3馬身3/4差があって3着のStellar Massでした。
勝ち時計は2:38.05。
時計だけ見ると遅いです。馬場も「Good To Yielding」というのは、真ん中ぐらいの馬場状態ですが、実際Hardなどで行われることもないので、やや重ぐらいだと思うんですけどね。
馬場差が一応7.55秒あると書かれていますが、欧州はタイムじゃないということでしょうね。

これでHarzandは英愛ダービー両方を制しました。
2000年以降だとSinndar(シンダー)、Galileo(ガリレオ)、High Chaparral(ハイシャパラル)、Camelot(キャメロット)、Australia(オーストラリア)に次いで6頭目。
父であるSea The Stars(シーザスターズ)自身は雨でこのレースを回避しましたが、息子は初制覇になりました。

1着と3着がSea The Stars、2着がGalileo。
現在の欧州競馬はアーバンシーの一族に乗っ取られている感じすらします。

Harzand VS Idaho は3回戦って3回ともHarzand が先着しました。
これで5戦4勝。デビュー戦こそ5着に負けましたが、そこから4連勝です。

2016年 英国ダービー、コロネーションカップ レース回顧

2016.06.05

Harzandは地味ではありますが、強いと思います。
調教師さんは以下の様に言っています。

Pat [Smullen] gave him a great ride. It’s been a very special day. The horse will have a good break now and will be aimed at the Arc.

休んでArc(凱旋門賞)を目指すと。

休みがどの位なのか分かりませんが、キングジョージにも名前がありますし、少しの休みなのかもしれません。

凱旋門賞オッズ0626

オッズはこのようになりました。
Postponedはコロネーションカップを、Harzandは愛ダービーを、Order Of St George(オーダーオブセントジョージ)はゴールドカップを勝ちました。
そしてプリティポリーSでは恐らくMindingは問題なく楽勝するでしょう。

さぁDuramente(ドゥラメンテ)は宝塚記念を勝って堂々10倍を切るオッズで並べるかどうかは注目です。