2016 クインアンS、セントジェームスパレスS 事前検討

2016 Queen Anne Stakes(クインアンS・G1・1 mile ・アスコット)

こちらはエイシンエルヴィンが出走します。
アイキャッチにエイシンエルヴィンがありますが、これは弥生賞のものです。
あの時の写真がまさかロイヤルアスコットのレースで役に立つとは微塵も思いませんでした。未来は分からないものですね。

過去5年です。これはカッコイイ。
Canford Cliffs(キャンフォードクリフス)Goldikova(ゴルディコヴァ)のワンツー、そしてFrankel(フランケル)の11馬身差圧勝劇、Declaration Of War(デレクレーションオブウォー)Toronado(トロナド)と続き昨年の芦毛のSolow(ソロウ)

エントリーは以下の馬たちです。
まだ決定ではありません。Time Test(タイムテスト)がプリンスオブウェールズSと両睨みなので、数頭はレースまでわかりませんが、有力馬は変わらないでしょう。
2016クインアンS

相手はかなり強いです。ややエイシンエルヴィンだと荷が重い感じはします。
日本の1000万下~1600万下は強いので、案外いい勝負もあり得ると期待してしまいます。
弱い馬じゃないですし、エイシンヒカリ以上に非常に興味深い1戦です。

Time Testも有力馬ですが、プリンスオブウェールズSに行くと思ってここでは省きます。

Tepin(テピン) 19戦11勝。6連勝中。5歳牝馬。

昨年のBCマイルの勝ち馬で、その前のレースから一気に本格化してここまで6連勝中です。
2016年は4連勝でしかも3馬身半→5馬身→1馬身→3馬身半とかなり圧勝を続けています。

BCマイルは前走のファーストレディS(G1)を7馬身差の圧勝をしてダークホース的な扱いでしたが、終わってみれば2馬身半差。
このレースでピンクの帽子で緑の勝負服がプリンスオブウェールズSでも人気になっているTime Test(タイムテスト)です。
次にサセックスSにも登録しており、今年の春は欧州で戦い、BCマイル連覇を目指す感じです。

Belardo (ベラード) 15戦5勝。前走ロッキンジS(G1)1着。4歳牡馬。

2歳時にはデューハーストS(G1)を勝ちましたが、昨年は1勝もできませんでした。
スプリント走ったりしていましたが、昨年末のクイーンエリザベス2世Sでは、仏のSolow(ソロウ)相手に3/4馬身差の2着と大健闘。

今年に入ってからはドンカスターのマイル戦を2馬身半で圧勝し、前々走のBet365マイル(G2)は4着。
そして前走ロッキンジSで見事G1を2勝目。3番~5番人気でした。
ちょっと当てにならない面もある気がしますが、今年に入ってからの勢いはあります。

Ervedya(エルヴェヂャ) 11戦7勝。G1は3勝。4歳牝馬。

フランスの4歳牝馬です。
昨年の仏1000ギニー(プールデッセ・デ・プーリッシュ)、コロネーションS、ムーラン・ド・ロンシャン賞の勝ち馬です。

昨年は5戦4勝2着1回で唯一の負けがロスチャイルド賞でAmazing Maria(アメイジングマリア。ここもエントリー。)に負けただけというほぼパーフェクトな成績でした。
コロネーションSではFound(ファウンド)を退けていますし、ムーラン・ド・ロンシャン賞ではKarakontie(カラコンティー)などを一蹴しました。

年明け初戦はミュゲ賞で Vadamos(ヴァダモス)に離されて負けましたが2着ですし、コロネーションSで勝ったアスコットの1マイル戦です。
巻き返してきそうな感じはします。

Limato(リマト) 10戦6勝2着3回。G1未勝利。4歳セン馬。(※出走しない)

成績通り非常に堅実なセン馬です。

どちらかと言えば1200mを中心に走ってきていて、デビューから7戦連続で6F戦でした。
昨年創設されたアスコットの6FのG1コモンウェルスカップで2着というのもあります。

そこから徐々に距離を伸ばして参考レースはG2戦。ここを3馬身半で楽勝して凱旋門賞デーに行われたフォレ賞を人気で走るもMake Believe(メイクビリーヴ)に敗れ2着。

今年は1600mに距離を伸ばしてBelardoの参考レースにあるロッキンジSから始動して4着と初めて連対を外しました。
やや距離は長いとは思いますが、スピードはこの中でも随一です。

Endless Drama(エンドレスドラマ) 5戦1勝2着3回。4歳牡馬。

1勝しかしてません。勝ったのはデビュー戦だけ。

昨年は3回走って3回とも2着。
愛2000ギニーでは、Gleneagles(グレンイーグルス)と接戦を演じました。ピンクの勝負服なので見やすいです。
このレースの4着馬がBelardoです。

怪我?とか出てこないので、休んだ理由はちょっとわかりませんが、そこから休んでいて、前走ロッキンジSで1年ぶりに復帰しました。
そこでいきなり3着でしたので、さすがに普通なら良くなる流れです。
「Gleneaglesと互角ならここでは上位だし、1回走った」ということで上位人気になっているんでしょう。

Esoterique(エソテリク)19戦6勝。G1は3勝。6歳牝馬。

フランスの古豪マイラーです。
日本で言うとストレイトガールみたいなもんですかね。

昨年のこのレースではSolow(ソロウ)に1馬身差の2着でした。
2014年のロスチャイルド賞と昨年はジャック・ル・マロワ賞とサンチャリオットSの2つのG1を制しました。

昨年はG1を2連勝で挑戦したBCマイルではTepinに6馬身半遅れた7着。
その後香港マイルにも出走し、モーリスの4着と海外遠征では結果があまり出ませんでした。

今年は前走ドーヴィルの7F戦で2着でしたが、マイルを多く走ってきている馬なので、距離が伸びた方がいいと思います。
さすがに6歳牝馬ですから、そんなに力が急激に伸びる事はないでしょうが、休み明け1回走って合わせてきた感じです。

参考レースはサンチャリオットSです。

昨年の欧州マイルのタイトルホルダーが多く揃いましたので、非常に楽しみな1戦です。