2016年 英国オークス レース回顧

第238回英国オークス(G1・エプソムダウンズ・1m 4f 10y・Good to Soft(やや重))

今年も英国ダービー、オークスのシーズンになりました。

先立って英国オークスが行われました。
数えて238回目になります。

出走馬は以下の通りでした。9頭立てです。
1番人気は英1000ギニーを完勝後に「ダービーか?」と言われましたが、愛1000ギニーをよもやの敗戦をしてオークスを取りに来たMinding(マインディング)です。2016英国オークス出走馬

他にはグッドウッドのリステッドレースを勝ってきた2戦1勝のSkiffle(スキッフル)や、チェイサーオークスを勝ってここへ望む良血馬Somehow(サムハウ)Turret Rocks(タレットロックス)は2歳時にドンカスターでのメイヒルS(G2)勝ち後に仏マルセルブサック賞(G1)を2着の実績があります。

レースは逃げたSomehowの外からAustralian Queen(オーストラリアンクイーン)が2番手。
3番手の外からSeventh Heaven、内にTurret Rocksと続いて、その後ろに1番人気のMindingが内側。

その外からDiamonds Pour Moi。後ろにArchitecture(アーキテクチャー)とSkiffle、最後方にHarlequeen(ハーレクイーン)という展開。

4コーナーでMindingが前のAustralian QueenとTurret Rocksがバテてきてしまい、外から一気に各馬が殺到したため、4コーナー通過時にはクビを上げ、最後方にまで下がってしまいました。

そこからバテた馬を内から抜き、長い直線を一杯に使って今度は外に出して先に抜け出したArchitectureを猛追します。
長い直線に加えて少頭数、それにスタミナ勝負で多くの馬がバテたというのが幸いしました。
あまりない事ではありますが、上がり勝負みたいな感じになったら、内で包まれてアウトだったでしょう。

直線で叩き合うデットーリ騎手騎乗のArchitectureとライアンムーア騎手騎乗のMinding。

最後は1馬身3/4差出て快勝しました。3着がHarlequeenでそこから8馬身遅れ。4着のSomehowはそこから14馬身遅れ、頭差でSkiffleが続いて9馬身、19馬身、24馬身とまぁ皆さんバテバテというかなんというか。

勝ち時計は2:42.66。やや重ですが、こんなもんでしょうね。特に驚く遅さではないです。

勝ったMindingは別の記事(世界で期待の良血馬たち2016)でも登場しましたが、英国1000ギニー馬です。
英国1000ギニーと英国オークスを制したのは2002年のKazzia(カジア)以来14年振りです。

母馬もG1馬で父はガリレオ。名門のお馬さんです。

これによりPaddy Power(ブックメーカーの1つ)では5倍の1番人気にしています。
他の各社も10倍を切る程度の人気になりました。

とはいえ、オブライエンさんは以下の様に言っています。

Paddy Power shortened the star filly to 5-1 (from 12) for the Prix de l’Arc de Triomphe and O’Brien is set to give her a “little easy time” before finalising plans for the rest of the season.

「ちょっと待って」と。
登録としてはコロネーションS、サセックスSというマイル路線と、キングジョージ、凱旋門賞という路線の2つ登録しています。
持ち駒が多い厩舎なので、どうするかはダービー後、という感じかもしれません。