エイシンヒカリ圧勝のイスパーン賞感想とアスコットへの期待

Prix d’Ispahan (G1・Chantilly・1m1f・Heavy)

イスパーン賞はエイシンヒカリの圧勝の逃げ切りでした。

2着のDariyan(ダリヤン)に10馬身差でした。

お見事すぎます。
Heavyの馬場で勝ち時計1:53.29も優秀だと思います。

同日2歳の1000m(5F)戦で1:02.09、1つ前の6F戦で1:14.18です。
大体馬場差でいうと4秒位はあります。
もちろんロンシャンとシャンティとの違いはありますが、あのGoldikova(ゴルディコヴァ)しか1:50.0をここ最近は切っていないレースという事を考えると、馬場差を加味してこの時計は極めて優秀という評価ができると思います。

参りました。△とか評価してゴメンナサイ。

レーシングポストには以下の記述がありました。

Given Dariyan earned a Racing Post Rating of 119 in the Ganay, A Shin Hikari’s performance has to be rated as one of the best performance in the world this year, with California Chrome’s mark of 127 achieved in the Dubai World Cup under threat.

今年世界最高のパフォーマンスの1つだ、と。
そりゃそうでしょう。10馬身差なんてあのフランケル以来見てません。ましてやG1で。

2着はガネー賞を快勝したDariyan(ダリヤン)で、3着はSilverwave(シルバーウェーブ)でした。

人気のNew Bay(ニューベイ)は6着に沈み、日本にも来たErupt(イラプト)はビリでした。

My Dream Boat(マイドリームボート)が逃げてエイシンヒカリは2番手。
ニューベイは7番手の外。大きく離れている訳ではないので、悪い位置ではありません。

残り400mの時点で1:28.54。残り200mが1:41.51ですので、12.97かかっています。
それでも後続が大きく離れているので、馬場も悪かったんでしょう。
しかし、ラストは後続に一切の差を縮めることを許さないかのような11.78という高速フィニッシュ。

目測ではありますが、ラスト1Fで5馬身位後続と差が広がったので、後ろは12秒台後半で走っていたと思います。
まさに1頭だけ桁の違う走り。

レーシングポストに書いてありますが、2着のダリヤンはガネー賞で119ポンドでした。
これはどうなるでしょうね。2着が120ポンドに近い馬を10馬身差だと、128ポンドから130ポンドという値が出てきても驚きません。

調べてたら2000年以降、欧州(とドバイ?)G1で大差がついたレースがまとめてありました。
懐かしいのがあります。そういえばハービンジャーもかなりの大差でしたね。
ソルジャーオブフォーチュンとか期待したなー。そんなのはどうでもいいです。

着差 レース
Well Armed(ウェルアームド) 14 馬身 ドバイワールドカップ 2009
Septimus(セプティマス) 13 馬身 愛セントレジャー 2008
Hawk Wing(ホークウイング) 11 馬身 ロッキンジS 2003
Frankel(フランケル) 11 馬身 クインアンS 2012
Quiff(クィフ) 11 馬身 ヨークシャーオークス 2004
Order Of St George(オーダーオブセントジョージ) 11 馬身 愛セントレジャー 2015
Sea The Moon(シーザムーン) 11 馬身 独ダービー 2014
Harbinger(ハービンジャー) 11 馬身 キングジョージ 2010
エイシンヒカリ 10 馬身 イスパーン賞 2016
Soldier Of Fortune(ソルジャーオブフォーチュン) 9 馬身 愛ダービー 2007
Dream Ahead(ドリームアヘッド) 9 馬身 ミドルパークS 2010
Sinndar(シンダー) 9 馬身 愛ダービー 2000
Homecoming Queen(ホームカミングクィーン) 9 馬身 英1,000 Guineas 2012
Spinning Queen(スピニングクイーン) 9 馬身 サンチャリオットS 2006

どれくらいの驚きがあったかというと、下が5/24 23:30現在の凱旋門賞のオッズです。
登録してないのに1番人気がエイシンヒカリ!
これ位のインパクトだった、という事でしょう。ちゃっかりマカヒキが5番目にスカイベットには入ってますね。

凱旋門賞オッズ0524

Prince of Wales’s Stakes(プリンスオブウェールズS)への期待

まずは現時点のオッズから。

プリンスオブウェールズSオッズ

当然すぐ反映されていません、と書いていたらエイシンヒカリは1番人気になりましたね。
そりゃそうか。

2番人気に昨年のBCターフ勝ちも前走タタソールズゴールドカップで2着だったFound。ただ、この子はコロネーションC→キングジョージもありそうですので、出てくるか今は分かりません。

Time Test(タイムテスト)も人気になっていますが、この位では今日のエイシンヒカリではどうしようもないでしょう。

Fascinating Rock(ファッシネイティングロック)も前走タタソールズゴールドカップできっちりと勝ちました。昨年の英チャンピオンS馬健在でした。
こちらもキングジョージも視野に入っているので、ローテーションが詰まるために使うかどうかは微妙ですね。

Postpondも分かりません。Foundと一緒のローテーションの可能性が高い気がします。今年のキングジョージでしょうし。

そうなるとまた勝ちそうですね。楽しみが増えました。

 

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