フローラSからオークスで活躍するための条件を探してみよう

青葉賞馬はダービーを勝てていませんが、フローラSからはオークスを過去勝った馬もいるステップです。
特に今年はメジャーエンブレムがマイルに路線変更をしたこともあり、そっちも面白くなりそうですが、フローラSから本番も狙うぞ!という馬も何となく入れそうな気がします。
もしかしたら未来のオークス馬が含まれているかもしれませんので、果たしてどういう馬がそれに該当するのか?してたのか?を探してみましょう。

東京芝2000mで行われるようになった2001年以降で権利を取った45頭がオークスでどんな成績だったのかを考えて、その上でオークスではどうなの???と考えてみようという非常にまったりとした試みです。

オークスでの着順

3着以内の馬は45頭いますが、実際オークスではどうなっているのでしょう?
着順ごとに分類してみました。
こんな表記はないですが、1着から5着まではカウントし、6着以下で一纏めとします。

1着馬 [1. 1. 3
. 0. 2. 8]

オイワケヒカリ(5)、シンコールビー(3)、ディアデラノビア(3)、ベッラレイア(2)、ディアジーナ(5)、サンテミリオン(1)、デニムアンドルビー(3)

2着馬 [1. 1. 2. 2. 1. 7]

レディパステル(1)、マイネミモーゼ(4)、ミンティエアー(4)、アグネスワルツ(3)、アイスフォーリス(3)、エバーブロッサム(2)、ブランネージュ(5)

3着馬 [0. 2. 0. 0. 1. 9]

ローズバド(2)、センターアンジェロ(5)、ピュアブリーゼ(2)

ふーん、ってな感じです。何か調べた気になってしまいますが、これで調べたとか言えません。
眺めると眺めるだけになってしまいます。
ここからどういう仮説を導くか?がデータ分析の肝です。
この数字を見て分かることを書いたところで何にもなりませんので、データ分析する時は気を付けて行かないとなと思います。

多いと見るか少ないと見るかは意見が分かれると思います。
言い方は悪いですが、桜花賞に出れなかった組です。青葉賞からダービー馬が出ないのと同じで、やはり1枚下の戦いという事もあり、トライアルで権利取得後の逆転勝利は2例しかありません。

連対も6例です。
桜花賞より長い距離を経験し、東京という舞台を経験した、というプラス事項を考えても「そんなに強調できないよね」というのが大方の見方ではないでしょうか。

通用した馬の特徴

5着以内に入った馬17頭を眺めながら、フローラSで権利を取った馬がオークスでも好走したパターンというものの共通項を洗い出しましょう。
好走の定義が非常に難しいですが、オークスで5着以内であれば好走と定義しています。

特に3着~5着は「勝負の綾」でしかない場合も多いと思います。
もちろん、ディアデラノビアのように1着か2着かを競った結果の3着と、アイスフォーリスのように勝ち馬から大きく離された3着の価値は一概に同じとは言いません。
ただ「一つ間違えば4着だったかもしれない」というのは多かれ少なかれ一緒だと思うので、5着まではある程度揃えば順位の2つ位は逆転可能として進めます。
そうしないとデータが全くないというのも影響はしています。

ここに至るまで新馬・未勝利を除き年明けにどういうレースを使っていたのか?を見てみましょう。
ただ羅列的に並べます。

  • フラワーカップ(3)
  • 水仙賞
  • ミモザ賞(3)
  • フィリーズレビュー(2)
  • さわらび賞
  • 3歳500万下(芝2000m)
  • アネモネS
  • 桜花賞
  • チューリップ賞(2)
  • 白梅賞
  • すみれS
  • あざみ賞
  • 若竹賞
  • フェアリーS(2)
  • 3歳500万下(芝1800m)
  • 君子蘭賞

やはり目立つのは1800m以上を走ってきた経験です。
すみれS(ベッラレイア)や、水仙賞(オイワケヒカリ)など、牡馬と混じって2000mより長い距離を経験した馬や、ミモザ賞を好走してきた馬、フラワーカップを好走してきた馬などがここできっちり権利を取った場合は本番でも頑張っていると思います。
もしくは、アネモネS勝ちのセンターアンジェロやフィリーズレビューを勝ってきたローズバドといった既に桜花賞前でOPで勝利している馬は、ここもきっちり好走するようだと…という可能性もありそうです。

まぁ当然って言えば当然ですが、ミモザ賞やフラワーカップで馬券になった馬、年明け位から牡馬と混じって長い距離で崩れなかった馬がここで好走するようだと、本番も侮れません。

勝ち方

勝ち方、走りそのものも重要だろうと思います。
明らかに距離が延びて良さそうというのを醸し出す負け方であれば、オークスでも通用するでしょうし、そうでない場合は通用しない場合も考えられます。

色々と見ても特徴があまりありません。。。
上がり3Fのタイムでは、最初に挙がった17頭の内上位3位以内に入らなかった馬はアグネスワルツ、ピュアブリーゼ、アイスフォーリス、ブランネージュの4頭のみ。
当然ですがスローで流れることが多いので、上がり3Fではきっちり上位に入る位でないと厳しいと思います。

ちなみに、その4頭ですが、アグネスワルツは前半60.6で逃げていますし、ブランネージュも追い込んだサングレアルとマイネオーラムに挟まれて前半60.7と比較的流れたレースで3番手から進めて2着。アイスフォーリスはスローペースで2番手からで2着ですが、ピュアブリーゼも重馬場で前半60.4と流れたレースで先頭集団にいながら最後まで粘って3着というレースでした。
比較的流れたレースで前から進め、粘り込みが出来た馬は着順が3着位でもやはり注意です。

検証結果に対する結論

今年はなかなか面白い馬が揃ったと思います。

注目はゲッカコウとパールコード、クィーンズベスト、チェッキーノ辺りでしょうか。
ゲッカコウ:フラワーカップ2着
パールコード:ミモザ賞1着
クィーンズベスト:若竹賞2着など牡馬と混じって1600m以上で好走
チェッキーノ:桜花賞前にOP勝ち

フロンテアクイーンやビッシュ、ファイアクリスタルといった馬も捨てがたいですが、4頭に注目します。

ゲッカコウとパールコードはここで好走したらほぼオークスでも好走できると思っていますし、クィーンズベストもここでマイペースで逃げて粘って3着とかだと本番好走のパターンに入ります。
チェッキーノも血統背景ももちろんですが、既にOP勝ちがあるというのはやはり強みです。

メジャーエンブレムが不在になりましたので、私の理想だけで言えばクィーンズベストが逃げ切ってもらい、オークスも逃げることで面白いレースになればいいなと思います。