プレレーティングから見る2016年の皐月賞。エアスピネルは泣いていい。

異例とも言える高い数字が連発したトライアル

「強いのが揃い過ぎ」「生まれた時代が悪い」「エアスピネルは例年ならトップクラス」という言葉が漏れ聞こえる今年の3歳クラシック。

3連勝でスプリングS勝ちのマウントロブソン、共同通信杯をきっちり勝ったディーマジェスティ、そしてエアスピネル。
彼らは確かに例年ならトップクラスと言う評価を得ている。レーティングも。

しかし、その上に鎮座する3頭の存在。
とにかく今年は皐月賞のプレレーティングが過去に例を見ない程高い数字が出ています。
表をご覧下さいませ。

プレレーティング表です。

2007年から2016年までの皐月賞のプレレーティング。出走馬上位10頭。

今年から上限を取っ払ったかのような値が。
110ポンドを超えるかどうかが皐月賞馬の1つの基準でした。
昨年は「なんか1ポンド全体的に上がったかな?」と思ったけど、そこまで大きな変動は無く、勝ち馬は当時109ポンドのドゥラメンテ。
皐月賞は110ポンド周辺のレーティングを与えられる4頭位をピックアップすれば勝ち馬は大体想像できるレースだったのに、今年は様相が違います。

最初のビックリはきさらぎ賞。
サトノダイヤモンドの113ポンドというのは、昨年弥生賞で一気に突き抜けた同じ勝負服のサトノクラウンがG2勝ちで与えられたものと同じ。
G3で113ポンドなんて数字は古馬でもほとんど見ません。
レプランシュとロイカバードに106ポンド(G3の2着馬のチョイ下)を与えるなら…という数字ではないかと思うが、普段から見てる人は「たけぇ~」と思ったのではないでしょうか。

そして極め付けが弥生賞。
マカヒキ、116ポンド。古馬G2の勝ち馬並み。
これは流石に「出し過ぎ」と私は思いましたが、他の人はどう感じたのでしょうか?